概要
1992年3月27日放送。
このスプレーを吹きかけると、祖の場所にいた人物や物が投影され、その現場を再現できる。
吹きかける会えには取り付けてあるマイクに向かって、見たい者を叫ぶ必要がある。
ストーリー
下校中、ジャイアンとスネ夫からラジコンをラジコン遊びに誘っておらえず、その代わりしずかの家に行くつもりだったが、前に借りた本も一緒に返そうとするのび太。しかし、本が見つからずドラえもんが最後に読んだとのび太は言い張るので、ドラえもんはこの道具を取り出し使ってみると、本棚から例の本を取り出し引き出しにしまうのび太が映し出され本は発見された。
だが、こんどはママが財布を無くしてしまい、再びこれを使うと酒屋に集金を渡した後、棚に置いたところ、偶然ゴミ箱の中に落ちていたことが分かり、ドラえもんとのび太はお礼にママからケーキをご馳走になった。
今度こそのび太は本を持ってしずかの元へ出かけるが、子犬がブルドッグに追われているところに遭遇し、このスプレーを吹き付けてブルドッグを追っ払った。しかし、直後子犬の飼い主が現れのび太は子犬をいじめていたと言いがかりをつけられるも、スプレーを使ってなんとか誤解は解け、お詫びにミカンをもらいこれも一緒にしずかに渡している。だが、しずかがお茶を持ってくる用意をしている間、のび太は退屈しのぎにスプレーを使ったところ、着替えをするしずかが映ってしまい、そこへ本人が戻ってきたことで怒りを買い追い出されてしまった。
それからの帰り道で心配してやって来たドラえもんと会うと、こんどは空地で相撲の勝敗のことで言い争いをしているジャイアンたちに出くわす。そこでのび太はスプレーを使ってみると、実際は引き分けで再度相撲を取りなおし、今度はジャイアンが勝利した。しかし直後にジャイアンの配達用の自転車が紛失する事態が発生し、スプレーを使うも途中で全て使い果たしてしまい、ジャイアンは母ちゃんに泣き付くも、実は自転車は母ちゃんが既に配達を済ませ持って帰っていて、更にジャイアンが配達をさぼって相撲で遊んでいたことも全てバレていて、「疲れて公園で水を飲んでいた隙に自転車を盗まれた」などとジャイアンが嘘をついて誤魔化そうしたことも重なり母ちゃんは更に怒り、結局ジャイアンは母ちゃんに追い回される始末となった。
もう一回分スプレーが残ってればこんな事にはならなかったのではないか?と考えるのび太にドラえもんはどちらにしてもこうなる運命だったと答えるのだった。