「世界中で広がる格差社会。貧富の差…。私はデッドマンズの思想を支持する。彼らはこの不公平な世界を変える者達だ!」
「では私がギフにでもなりましょうか?ギフに代わってアギレラ様と家族になり、新しいデッドマンズを作る。どうです?」
演:柏原収史
概要
『仮面ライダーリバイス』の登場人物。
デッドマンズの教えに共鳴する心理カウンセラーの男。プラナリア・デッドマン本来の契約者。心理カウンセラーとしての専門技術を悪用して心理的に人の心を操り、第三者が自分から契約するように追い込ませる。大森聖子を唆し、プラナリア・デッドマンを生み出させた。
人物像
不平不満を溜め込んだ若者たちを中心にして活動しており、自らを「ギフになる」と豪語するほどの傲慢な自信家。それは幹部2人やアギレラに対しても例外ではなく、終始慇懃無礼な態度を一貫していた。
しかし、デッドマンは生み出しても元の姿に戻れなくなる上級契約はせず、フリオに胸ぐらを掴まれて強引に連れていかれるなど良くも悪くも人間臭く、根は小心者の模様。
第三者を利用して自身は戦いに係わることなく、安全地帯から高みの見物に終始していることからも彼の人となりを窺い知る事ができる。
第12話では仮面ライダー達を全滅させる後一歩のところまで追い詰めたが、さくらの変身する仮面ライダージャンヌによって形勢が逆転。逆にアギレラの前で量産させたフェーズ2とプラナリア・デッドマンを全滅させられてしまうという醜態を晒してしまい、どうすることも出来ない屈辱と怒りでさくらを睨んでいた。
第13話ではデッドマンズ本拠地で、自分の最終的な結末が「ギフへの生贄」であることを聞き、「マジか…」と動揺していた。その後はカメレオン・デッドマンと協力してスカイベースからの工藤康回収任務に従事し成功する。
第14話で「選別」の内容を聞かされ、終始怯えていたがフリオに煽られたことで自分の顔に泥を塗った(自分の代わりに生贄候補にしようとしたのかもしれない)さくらの学校を襲撃。生贄候補にカウントされたことで半ばにヤケになったのか、非常にねちっこい態度と共に生み出したプラナリア・デッドマンを暴れさせるも、散々の煽りに好い加減堪忍袋の緒が切れた彼女に正拳突きを浴びせられる。
その後、ジャンヌへと変身した彼女に素晴らしい笑顔と共にデッドマンをけしかけようとするも、様子を見ていたフリオに「お前が行け」と尤もな正論をぶつけられた挙句、強制的にフェーズ2へと上級契約させられてしまう。完全な生贄候補にカウントされてしまったことに怒りながら襲い掛かるも、ジャンヌの「自業自得」という正論と共にライダーキックを叩き込まれて敗北。(「自業自得」に対してはフリオにも「確かに」と言われ、ラブコフにも「クズ」呼ばわりされた。そりゃ、当たり前だ。)
その後フリオに回収され、デッドマンズベースにて「選別」を受けるも無事生存。その事で気を大きくしたのか、とある真実について聞かされていないアギレラやフリオに対して態度を大きくしていた。
そんな小物臭い彼だったが、第15話で五十嵐三兄妹が変身したリバイ、ライブ、ジャンヌによる「トリプルライダーキック」を受けて完全敗北するのと同時に光の粒子となってギフに力の一部として吸収され消滅。死亡した。
関連タグ
カウンセラー・ゼクター:ニチアサにおける悪徳心理カウンセラーの先達。