概要
西に天城連山系の山嶺、東に相模湾のある、伊豆半島東海岸に位置する。
伝説によれば15世紀に武将の太田道灌が川で傷を治す猿を見つけて発見したとされているが、温泉街として発展するのは明治後半からである。
1938年に現在のJR東日本伊東線が現伊東市の伊東駅まで開通し、首都圏方面から当温泉を訪れる湯治客が増加。
1961年には伊豆急行伊豆急行線が開通・伊豆熱川駅が開業し、レジャー施設が相次いで開設されて急速に発展した。
源泉の湧出温度は約100℃と非常に高温で、掛け流しの温泉旅館・ホテルが多い。
温泉熱を利用した動物園・植物園の熱川バナナワニ園も有名で、夏は海水浴客で賑わう。
その他
テレビドラマ『細うで繁盛記』の舞台となった「ホテル大東館別館・山水」が所在していたが、1986年2月に火災で建物は全焼した。