「永続不変の輝き、千変無限の彩り!万夫不当の騎士達よ、我が王勇を指し示せ!『王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)』!!」
「星光で、遍く全てを照らし出せ!」
「この御佩刀こそ天下無双の聖剣。降臨するたび、世を輝かせるものなり!この輝きで焼き尽くす『王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)』!!」
解説
- ランク:EX
- 種別:対王宝具(自身)
- レンジ:1
- 最大補足:1人
シャルルマーニュ生前の愛剣にして聖剣「ジュワユーズ(Joyeuse)」。
「オルドル」とは即ちフランス語の「Ordre(騎士団・秩序の意味)」で、その名の通り「ジュワユーズ」を十二勇士達の持つ武器に変化させて連撃として放つ。
歴代フランス国王の肖像画においても王権の象徴として多くの絵画に描かれており、なんと現在はルーヴル美術館に展示中。ネロの「招き蕩う黄金劇場」と並ぶ現存する宝具である。
※ただしオリジナルはフランス革命時に紛失あるいは破損し、現存するのはナポレオン・ボナパルトが戴冠式の際に作成したレプリカという説もある。
ジュワユーズ自体の単純な威力は真名解放したデュランダルの一撃と同程度であり、更にシャルルは騎士ではなく王である為、ローランのデュランダルと打ち合った場合押し敗けるくらいの力であるが、この宝具の本質はシャルルマーニュ自身の王としての威厳、すなわち王勇にある。
王として覚醒している程にジュワユーズが1つ追加されていき、十二勇士伝説の幻想から単純計算で最大13本、すなわち13倍だが、カリスマ次第で更に破壊力が向上するので、実際はそれ以上の威力に昇華される。
『Fate/EXTELLA-LINK』におけるもう一つの宝具詠唱は
「一夜一時の幻と言えども、ここに我は楔を穿つ!!伝説よ甦れ!!我が剣に彼らの力を!!
『王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)!!』」
となっており、全てが終わった時の彼の運命を表したものとなっている。
ゲーム上での演出は12の剣のオーラを翼のように展開、ジュワユーズを含めた13本の剣から虹色のビームを打ち出す。カルナの「日輪よ、死に随え」との撃ち合いでは相殺する事に成功したものの、完全には相殺しきれずにダメージを受けた。
FGOではビームと共に自身も突進攻撃を仕掛ける非常にカッコ良い顔面宝具仕様となっている。
なおジュワユーズを真に使いこなせるのはシャルルマーニュの方であり、現実を生きたカール大帝にとってジュワユーズは後天的に幻想が付与されたものでしかない。
『Fate/GrandOrder』における種別はQuickで、性能は敵全体に強力な攻撃 <王勇の数だけ威力アップ> (最大12個) &Quick耐性ダウン<オーバーチャージで効果アップ>(3T)。