白銀の城の召使い
らびゅりんすさーばんつ
アリアーヌ「よっしセフセフ!……じゃなくて!コ、コホンッ!よ、ようこそ騎士様!今宵も白銀の城一同、礼を尽くしたおもてなしを用意しております。」
アリアンナ「どうぞ、最後までたっぷりとご堪能下さいませ。」
ザ・ヴァリュアブル・ブックEX3より抜粋
白銀の城のラビュリンスに仕える二人組の召使い。
現時点では白銀の城の召使いアリアンナ、白銀の城の召使いアリアーヌの二名が該当する。
ラビュリンス関連カードのイラストを見る限り、白銀の迷宮城では罠を配置したり家具たちに指示を出しており二人一組で働いているようだ。
ザ・ヴァリュアブル・ブックEX3では彼女たち二人の会話形式でラビュリンスの世界観が解説されており、それによると彼女たちは『白磁の乙女(アリアドネ)』と言う名の姉妹であるとのこと。アリアンナとアリアーヌの他にも姉妹は存在し、少なくとも彼女たちの上に「中姉様」と言う姉が居ることが同紙にて明らかになっている。
主である白銀の城のラビュリンスは『姫様』と呼んで仕えているがアリアーヌは彼女が城の罠にかかってしまうことを危惧して焦ったり、アリアンナは騎士がやってくる度に騎士が仕掛けた罠を楽しんだり苦しんだりしたか彼女から質問攻めにあっていたりと気苦労が絶えない様子。
度々城にやってくる騎士のことは『騎士様』と呼び、侵入者兼ゲストとして時に罠で、時に彼女たち自身が立ちはだかってもてなしている。
が、関連カードのイラストやヴァリュアブル・ブックの描写から推察すると毎回返り討ちにあっているようだ。
共通効果は自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合、一枚ドローした後に「魔法・罠カードを手札からセットする」か「手札から悪魔族モンスターを特殊召喚する」かを選んで発動できるというもの。
セット効果は相手の除去のリスクや使用できるようになるのが基本的に次のターンとなってしまう遅さが気になるが、王家の神殿や白銀の城の狂時計を採用すれば面白い動きができるかもしれない。
特殊召喚効果はレベルや効果無効などのデメリットや制限はなく、白銀の城のラビュリンスとも好相性。
彼女たち二人がフィールドに居ればモンスターを除去することで2枚ドローすることが出来、何気に自分フィールドのモンスターを除去しても満たすので相手フィールドにモンスターがいない場合は一考の余地あり。
発動条件に関しては【ラビュリンス】では白銀の迷宮城の影響下の「ウェルカム・ラビュリンス」通常罠であれば容易に満たせるほか、強制脱出装置など汎用性の高い通常罠カードを採用すればより確実だろう。
彼女たちの名前の由来はどちらも迷宮ラビリンスを攻略する英雄テセウスを手助けしたクレタ島の王女、アリアドネとみられる。
主である白銀の城のラビュリンスのモチーフの一つがミノタウロスとみられるのでそこからの関連だろう。
該当カードが2枚しかないのにシリーズカード扱いしているのは、本タグがタグ数の調整に使われるためである。