真田丸どうでしょう
さなだまるどうでしょう
NHKの大河ドラマ『真田丸』と、北海道テレビ放送(HTB)のバラエティー番組『水曜どうでしょう』のパロディイラストにつけられるタグ。
真田信之役が大泉洋であったこと、さらに、同作における信之の苦労人ぶりが、『どうでしょう』における大泉のいじられっぷりを彷彿とさせたことから、誕生したものと思われる。
主にTwitter上で人気を博しており、放送中~放送後にかけて、本編画像にどうでしょうの字幕を付けられたコラージュ画像が大量に投下され、ちょっとしたお祭り状態になる(ちなみに、pixivでは番組の映像の一部をそのまま使ったコラ画像の投稿は規約違反に抵触する行為にあたるため、絶対に行ってはならない)。
例
- 物語の序盤で昌幸が北条につくか上杉につくかをくじ引きで決めようとしたシーンの信之の動揺ぶりは視聴者からは「運に任せることの恐ろしさを身をもって知っているから」とネタにされた。
これとは少し違うが、人身事故でJR高崎線の上下線が運転を見合わせた速報テロップと共に「わしはそれに乗ろうと思う」と字幕が表示された際は、あまりのタイミングの良さに違う方向でネタにされている。
TOKYO MX視聴可能地域においては「真田丸」終了直後にMX1にて『水曜どうでしょう』が、その後MX2にて「1×8いこうよ!」「ドラバラ鈴井の巣※」が放送されている為、大泉ファンにとってはたまらない番組編成と化していたが、真田丸本放送の終了に合わせたかのようにMX2の2番組は放送日が火曜日に変更となっている。
※2017年5月終了→後番組は「おにぎりあたためますか」
どうでしょうDVD全集「試験に出る日本史」のコメンタリーでは大泉洋がこの件に触れており、冗談交じりながらも「人が真剣に演じてるものをこんな風にイジられるのは迷惑」とボヤいた。
『どうでしょう』でスーパーカブツーリングの峠越えの際に大泉が歌うローズマリー・バトラーの楽曲「汚れた英雄」は、元々は真田昌幸役の草刈正雄が主演した同名の映画の主題歌である。
「真田丸」放送翌年に撮影を開始した『水曜どうでしょう』の企画「北海道で家、建てます」では、大泉が「真田丸」オープニングを意識して「無数の馬が荒々しく走る」光景をバックとしたスタッフロールを要望し、実際に「多数の馬が一斉に走る」映像と時代劇調の縦書きクレジットがエンディングで使用される事となった……もっとも、実際に流れた映像は戦国時代のような勇猛な風景ではなく、家畜改良センター十勝牧場で毎冬行われる「馬追い運動」の様子を映した牧歌的な映像だったのだが。
そして2022年、新たなる候補が……!?
(そして、放送後には案の定『ハッシュタグ』は作られてしまった)