概要
着付け祥鳳とは、DMM.comのオンラインSLG『艦隊これくしょん』のキャラクター「軽空母・祥鳳」のイラストに付くタグである。
解説
ちゃんと衣装を着付けている祥鳳のこと。
ニコニコ静画では「フルアーマー祥鳳」という名称が定着している。
単にそれだけなだが、彼女の場合、ゲーム中のグラフィック(立ち絵)が“肌脱ぎ”という弓道における礼射(改まった場での射的)の作法で描かれており、そのため着物の片側を脱いで、飛行甲板を模したサラシ(正確にはチューブトップ)を晒している。
このあまりに大胆な姿と、なかなかに見応えのある胸部装甲、加えて引き締まった女体美を惜しげもなく披露している姿から、もっぱらこの姿で描かれることが多い。
ついでにただでさえ露出度が高いのに、中破以上でスカート(袴?)以外ほとんど何もなくなる上に、綺麗な背中まで披露してくれる。
しかし担当絵師のbob氏によると、流石に普段からグラフィック通りではないらしい(Febriでのインタビューにて)。グラフィックでの姿は戦闘中の描写とのこと。公式4コマの16話を執筆する際の桃井涼太氏とbob氏のTwitterでのやり取りでも言及されている。
よって、普段はちゃんと戦闘中に脱いでいる片袖を通している。
だが…
やはり最初のインパクトがデカかったせいか、まだまだ衣装を着付けた祥鳳さんのイメージは浸透するに至っていない。
なかには彼女を「ナチュラル○女」とまで言い出すファンまでいたり……。
……いや、たしかに二次創作漫画でそんなの出てきましたが(汗)
(※このネタを嫌う人も少なからずいるので注意)
ただ、肌脱ぎで構えた彼女の凛々しさが素敵なのも確かである。
一部ファンの間には「改二の暁には是非とも衣装を着てほしい」という声もあったりする。
祥鳳が好きな投稿者様方、たまには気分転換に、衣装を着付けたオフの彼女を書いてみるのも一興では?
トリビア
なお、彼女がやっている「肌脱ぎ」だが、これは本来男性の作法であり、女性は鳳翔さんや一航戦たち正規空母勢のように『襷掛け(たすきがけ)』や『胸当て』をするのが正解。つまり姉妹艦の瑞鳳のスタイルの方が適切なのだ。
特に弓道は作法に厳格な武道で知られており、古式流派だとなおさら厳しく指摘される。
ついでに言えば彼女の場合、その見事な胸部装甲に弦が当たって危ないため、あまり正しいスタイルとは言い難い側面が強い。
だったら姉妹で服装変えた方がよくね? は禁句であr (>九九艦爆)
つまり、敢えて野暮なことを言うとこのイラストのような状態が正しい。
これもなかなかにオツである。
『艦これ』のゲームとしての性格を考えれば、これ見よがしつつくべきとこではないし、彼女の個性として大きなポイントでもあるが、予備知識程度に知っておいても損はないだろう。
そして……
2015年5月29日のアップデートにて、梅雨限定グラフィックとして着物に両袖を通した祥鳳がついに実装された。飛行甲板が描かれた和傘を差して佇む姿はまさに大和撫子。
ちなみに中破するといつもの肌脱ぎ状態に近くなるが、しおらしく座り込んだ姿勢のせいか、いつも以上に色気が増しているようにも感じる……。
これだけでも十二分に眼福なのだが、ケッコンカッコカリに至るまで育てた提督の前には更に素晴らしい光景が現れる事となる。
想像してほしい。淡く輝く桜吹雪の中、和傘を差した大和撫子がこちらに柔らかく微笑んでくる光景を。
長い付き合いであると共に、決して突出した性能を持つとは言えない彼女を限界まで鍛え上げる程に愛を注いだ提督のみが見られるこの光景に、涙する提督すら居たようだ。
その直後改の新グラフィックも実装されたが、残念ながら(?)こちらは肌脱ぎのままであった。