家康「秀吉公は何とおっしゃっておるのだ」
「『秀頼を頼むぞこのネコダヌキ』と」
概要
CV.大森日雅
安土桃山時代、豊臣政権の五奉行の1人に数えられる戦国武将。メガネをかけている灰色の猫。
劇中数少ない猫語と猿語のバイリンガルであり、当初はお寺の茶坊主だったが、鷹狩の帰りに秀吉(猿)に出したお茶(猫舌なのでぬるい)を気に入られ、秀吉の部下になる。
後方支援や内政などの技能は高く行政官としては優秀だが、四角四面を絵に描いたような真面目な性格で、武功派の武将たち(基本的に猿に対する忠誠心が薄い)の陰口や失言すらも一字一句たがわずそのまま秀吉に伝えるという空気の読めない行動により、周囲からは疎まれ人望が皆無に近い。
一応、同時期に秀吉傘下になった大谷吉継(画像右)とは親友だが、吉継からも人望の無さに対しては度々歯に衣着せぬ苦言を呈されている。
また頭脳労働派なので基本戦下手。
秀吉の死後は徳川家康が秀吉の遺言を無視して勝手に勢力を広げていく事に怒り、家康を排除しようとするも、人望が無さすぎて誰も着いて来ず失敗。どういうわけか家康の下に逃げ込むという奇策で乗り切る。
最終的に直江兼続討伐を目論んで家康が出兵したのを契機に、関ヶ原の戦いを勃発させるも、日向ぼっこの場所欲しさに暴走した小早川秀秋の行軍により総崩れとなり、敗死した。
関ヶ原の戦いは歴史上のターニングポイントなので、16世紀末が舞台の際には度々登場して、次のカットで吉継と揃って昇天するというのがもはやお約束になっている。