概要
プロフィール
名前 | 程普(ていふ) |
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字 | 徳謀(とくぼう) |
キャッチコピー | 辛口の人格者 |
登場ナンバリング | 『8』〜 |
勢力 | 呉 |
所属軍 | 孫堅軍→孫策軍→孫権軍 |
CV | 谷昌樹 |
身長 | 180cm |
得意武器 | 双矛 |
一人称 | 我輩 |
呼び方 | おぬし(目下)、若輩(者)(目下)、おぬしら(目下、複数人)、〇〇殿(目上)、〇〇(目下)、孫策→殿(君主時)、孫権→殿(君主時)、孫尚香→姫様 |
『真・三國無双8』から参戦したプレイアブルキャラクターの一人。
長らく固有グラフィックを持たない一般武将(所謂モブ武将)であったが、ナンバリング8作目にしてようやくPCとして登場した。
孫堅の代から孫家に仕える宿将であり、孫呉建国の立役者の一人。同じく宿将である黄蓋や韓当らと合わせ、俗に「孫堅四天王」と称される。時勢から若き君主となった孫策、孫権らを長年の知勇で支え続けた。
人物像
容姿
ガッシリとした体格の黄蓋や韓当とは対照的に、線の細いスラリとした長身。ウェーブのかかった白い長髪を丸髷で結び、口と顎に立派なヒゲを蓄えている。
性格
(平時は)大らかな孫堅や、豪放快活な黄蓋、おっとりとして押しの弱い韓当らに対し、生真面目で厳格な人物。そうした性分を示すかのように表情も常に険しく、ときには君主である孫家の人々にすら辛辣な言葉を用いるほどの毒舌家でもある。周瑜はじめ新世代の呉の将らを「若輩者」と呼び、戦局に対する心構えや詰めの甘さを指摘している。
感情的になりやすい孫堅や黄蓋をたしなめるなど常に冷静沈着である一方で、軍議において新参の周瑜の提案に真っ向から対立するなど頑固な側面もある。ただ、孫策・周瑜の妻である二喬(大喬と小喬)が自分たちの意思で同行することを聞かされ「致し方なし」と結論付ける合理主義的な一面も持つ。
活躍・特技
武勇に長けるが、時には参謀的な役割も果たす文武両道の古参。
孫堅の代から黄蓋、韓当らと共に仕え、孫呉を三代に渡るまで支えてきた。
交友関係
孫堅
程普が最初に仕えた主君で、信頼関係は厚い。
孫権
程普が孫策の次に仕えた主君。孫策の死後に消極的になる彼を叱咤激励し、支えていく。赤壁後の成長した孫権に感心していくようになる。
孫権の方も程普を信頼している。
黄蓋・韓当
共に孫家を支えてきた武将。彼らよりも程普の方が明確に立場が上であり、「程普殿」と呼ばれている。血気盛んな黄蓋や無駄に小言が多い韓当を諌めている。
周瑜
程普は孫堅の代から若輩者の彼を快く思っておらず孫策の代になると更に厳しい言葉を投げかけるようになるなど初期の関係は険悪だった。しかし、徐々に彼の実力を認め始め、最終的には彼の早すぎる死を惜しんだ。
シリーズでの傾向
『8』初登場。ストーリーは最初の黄巾の乱から始まり、孫堅、黄蓋、韓当と行動する。孫堅が死んだ後、前を向く孫策をみて「立派に成長した」と伝え、その後は孫策に仕えることを決意。いつの間にか自分に命令する立場になった周瑜に反発し、孫呉を険悪な空気にしてしまうこともあったが、袁術討伐の彼の指揮をみて少し認めるようになる。その後は孫権を励ますために癪と知りながら彼を呼んだり、赤壁での彼の抗戦論をきいて更に感心したりと信頼関係を築き上げ、彼を「孫呉の若き希望」として補佐するようになる。赤壁勝利後、他の将が赤壁の余韻に浸る中、唯一周瑜の心情に気遣いをみせ、劉備逃避行では「彼のやり方が正しいのではないか」と感じるようになった。騒動が終わったあと周瑜と杯を交わそうとして彼の元を訪ね、「役目を果たしたおぬしを若輩者とは呼べない」と初めて本人の前で賞賛するが、杯を忘れて取りに行っている間に彼が息を引き取った。濡須口攻防の後の宴では「もうお主のような銘酒とは出会えない」と周瑜の死を惜しみながらも新世代の陸遜らの姿を見て孫呉の未来に希望を持つ。この際に周瑜の幻影をみている(実際には勿論いないなが、彼の酒に青い花びらが浮いてあった)。その後は病にかかり、死が近づいているのを分かっていたが、孫権には「寝てば治る程度の風邪」と嘘をついた。合肥の戦い前に荊州のいざこざに対しての孫権の意見を聞いて立派に成長したと感心し、安心するように息を引き取る。
DLCで追加された周瑜のIFストーリーでは終始周瑜のパートナー的な立ち位置で、天下二分に向けて動く彼を全力でサポートする。
関連タグ
程普(史実)