概要
2019年8月23日放送
このハンマーに付いているダイヤルでピースの数を設定して物体を叩くと、その物体が設定した数のピースとなってバラバラになり、立体パズルとして遊べるようになる。組み立てると元に戻る。
ストーリー
のび太は皆に、このパズルを一週間かけて完成させたことを自慢するが、それは幼児向けのもので、逆にスネ夫に大型のヴェルサイユ宮殿の立体パズルを自慢され、ジャイアンにも「そんなのだったら一時間もあればできる」と言われてしまった。
この悔しい思いをドラえもんに話すと共に、「もっとすごいパズルが欲しい」とねだるのび太だったが、ドラえもんもこのパズルに一週間かかったことに呆れてしまった。これにとうとうのび太は「どうせ僕はパズルなんてやる資格のない人間なんだ」と拗ねてしまったため、ドラえもんは仕方なく「立体パズルハンマー」を取りだした。
ジュースでこのハンマーの使い方を説明した後、のび太もボールにこれを使用し、更に部屋中の者にも使用したが、ドラえもんに後で組み立てなきゃいけないことを忠告され、机を組み立てられなかったことで不器用と言われた為、どら焼きを30ピースのパズルにした後出て行ってしまった。すると今度は台所でママがスイカを冷蔵庫に収納できずに悩んでいたため、これにもハンマーを使用。
そしてスネ夫に自慢しようと外出したが、しずかが家の前に車を止められ迷惑していたので、これをパズルに変えタスケテ挙げたが、彼女は出木杉と約束していたため迎えに来た彼と言ってしまった。だがその直後、帰ってきた車の持ち主の男性は車の変わりように困惑し、助けをも止まられたためしずかと出木杉は組み立てるのを手伝うことになった。
その後ジャイアンが卵の配達に苦労していたので、これをパズルに変え助けてあげたが、上機嫌になったジャイアンがこれを風呂敷に入れて振り回したため、組み立てるのに苦労することになってしまった。一方その後ものび太は家にソファを運べず困っている男性2人を見かけたので、塀をパズルに変えたが、この2人が上手く組み立てられずにいたため、そこに通りかかったしずかと出木杉はまた手伝いをすることになった。
またちょうどその頃のび太は、スネ夫にこのハンマーを自慢し、実際に壺をパズルに変えて見せていて、これに興味を持ったスネ夫はのび太を褒めちぎった後、ケーキを出してもてなしたが、のび太が食べようとした直前でこれをパズルに変え、その隙にハンマーを偽物とすり替えてでていってしまった。そしてこのことに気付かないままのび太は帰宅したが、部屋に入った時、完成間近だったパズルのどら焼きを踏んで壊してしまい、怒ったドラえもんに飛び掛かられ、その際ドラえもんにハンマーを変化がなかったことからこれが偽物であることにようやく気付いた。
その頃スネ夫は土管やポスト、公園の遊具などをパズルに変えたまま放置していて、今度は卵のパズルをやっと完成できたジャイアンを発見。1000ピースのパズルにてやろうと近づいたが、その時つまずいたことでハンマーが宙を舞った後自分の頭に落ちてきたため、自分がパズルになってしまう羽目にはった。
そこに通りかかったドラえもんとのび太は、しずかと出木杉にもスネ夫を組み立てる手伝いを求めたが、2人は今までのパズルの後始末で既にヘトヘトになっていたため、ドラえもん、のび太、ジャイアンの3人で取り掛かることになった。その後夕暮れ時になってやっとスネ夫は組み上がったが、組み立て方はめちゃめちゃで、まだパーツも余っているという状態だったため、スネ夫は「ちゃんと直してよー!」と泣き叫んでいた。