概要
正式名称は警視庁警備部特科車両二課パトロールレイバー中隊第一小隊。
作中では主人公たちが所属する第二小隊の先輩格に当たる部隊。
警察官としての正規の教育を受けず、予備学校から選抜された「即席警官」の多い第二小隊以降と異なり、現職の警視庁警察官から選抜された人員で構成されており、ともすれば「島流し」と言われがちな特車二課にあって士気・綱紀とも高いエリート部隊とみなされている。
構成人員
作中での構成人員はコミック版とテレビアニメ~第2期OVA版で異なる。なお、それ以外のシリーズで南雲以外の第一小隊員が個々に登場したことはない。
小隊長。階級は警部補。昼行灯の後藤喜一とは対照的に気丈なキャリアウーマンで、その気の強さゆえに本庁で煙たがられて所謂「島流し」にあった。とは言え先の通りエリート選抜部隊である第一小隊の隊長として特車二課長や警視庁本庁からは一定の信頼を得ている。
ガチガチの堅物かといえばそうでもなく、太田をダシに使って上層部の意思決定を覆させたこともある。
彼女のみシリーズを問わずその地位にいるが、劇場版第二作は若干それまでのイメージから外れる設定が盛り込まれているので注意が必要。
テレビアニメ版
五味丘務
1号機フォワード。階級は巡査部長。遊馬曰く「典型的な“優秀なおまわりさん”」。基本的に任務に忠実で人格も誠実。
結城
2号機フォワード。ファーストネームは不明。階級は巡査。見た目には第二小隊の面子と大差ない若い隊員。メガネをかけている姿のモデルはゆうきまさみ(キャラクターデザインの高田明美のお遊びだったらしい)。
コミック版
石和
1号機フォワード。ファーストネームは不明。階級は巡査部長。外観、性格共に五味丘と大差ない。旧式の96式改(映像メディアの96式アスカMPLとは異なるが、詳細はそちらの項目参照)で“廃棄物13号”と戦った際には真っ先に電撃端子を使用し、古賀と名前未発表の3号機とともに“廃棄物13号”をかなり追い詰めた。
AVS-98に更新直後、グリフォンと互角の格闘をした(本人曰く「圧倒的不利は水中に落ちてから)。
企画7課による特車二課襲撃時は、イングラムに乗る太田功とともにハヌマーン数機を大破させている。
古賀
2号機フォワード。ファーストネームは不明。階級は巡査。メガネをかけたサラリーマンのような風体をしている。AVS-98でグリフォンと戦った時にはリボルバーカノンを奪われたり、内海の雇ったテロリストが二課棟を襲撃した時にはハヌマーンに真っ先にやられたりいいところがない。