(現状執筆にほぼ初心者しか関わっていないため特に譜面内容、攻略関連で詳しい方追記お願いします)
データ
アーティスト | 黒沢ダイスケ × Masahiro "Godspeed" Aoki |
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BPM | 150(ゲーム内では75-300) |
初出 | 2018/11/21(むずかしい以下は12/1、裏譜面は2024/9/21) |
曲ID | nobu7g |
コース | かんたん | ふつう | むずかしい | おに | 裏譜面 |
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☆の数 | 5 | 7 | 8 | 10 | 10 |
最大コンボ数 | 496 | 696 | 966 | 1396 | 1582 |
登場経緯
2018年11月16日、太鼓の達人 公式ブログにて、ブルーVer.の段位道場ではいわゆる「人段位」と呼ばれる段位に必ず新曲又は新譜面を使用する、という旨と新曲4曲の音源、そして課題曲の一部が先行公開された(参考)。
公開された新曲の数は人段位の数とも一致しており、各段位に1曲ずつ使用されるものと思われていたが……
なんと「名人」に2曲使用され、他2曲は「玄人」と「超人」に1曲ずつ使用、残る「達人」用の新曲としてサプライズ登場したのがこの曲である。
当時は完全新譜面としては初の段位限定曲(元CS限定譜面では「≠MM」が前例、「万戈イム-一ノ十」も似たような状況ではあった)だったが、10日後に通常プレイが可能となった。ちなみに一般解禁前におに全良者が出ている。
概要
当楽曲名を自称していたとされる織田信長をモチーフにした曲。
公式解説動画(以下に埋め込みあり)によれば
- ギターの使用ポジションが1,5,6,0フレットで、桶狭間の戦い
- ギターのフレーズが1,5,7,5の繰り替えしで、長篠の戦い
- 鉄砲の音3回は三段撃ち
- 馬の鳴き声は騎馬隊
- 1度, ♭5度, 8度, ♭2度の音程をそれぞれ1,5,8,2回ずつ刻んで循環するリフで、本能寺の変
- 6度、♭2の音程で、命日の6月2日
と、彼の生涯を圧縮したような構成になっている。
全難易度でいわゆるコンボ数調整がされており、合計値以外でもおに以下でコンボを繋ぐとサビでコンボ数がキリ番になりボイスが入る、裏譜面を全良で繋ぐと「1000コンボ」の掛け声と共にゲージがクリアラインを超え背景が変わるという粋な演出がある。
また、おに譜面以下はアーティストの一人、黒沢ダイスケの別名義「96」が最大コンボ数に含まれている。
フルコンボ称号は表譜面が「天魔覆滅」、裏譜面が「天下布武」。後述の生放送内で「天下布武地帯」と呼ばれた配置もある。
同コンビ作曲の続編として同じく武将をモチーフにした「天下統一録」「幕末維新譚」も登場した。
~おに譜面
かんたん~むずかしいの譜面は「幽玄ノ乱」と同等かそれ以上にハイレベルな譜面。全難易度に容赦無く実質BPM300の譜面が流れて来るため慣れていなければ見切るのも難しく、一般的な譜面の1個上の難易度に匹敵……では済まず、特にむずかしいの後半はゲージの固さを無視し譜面内容のみを評価すればおに☆8どころかおに☆10でも中堅以上と評価されることもある。
おに譜面は、ギリギリ1300台のため目立ちにくいが同じく最大コンボ数が1300台の「Infinite Rebellion」よりもむしろ「〆ドレー2000」「Silent Jealousy (裏譜面)」に近い圧倒的物量を持ち、平均密度も約6年もの間Infinite Rebellion、幽玄ノ乱に次ぐ3位をキープしていた。なおこれを4位に落としたのは…(後述)
配置も当然レベルが高く、特に終盤の偶数打絡みの配置→12分混じりのこの速度ではなかなか類を見ない難所→(連打。当時の人段位は連打条件がなかったためスコアアタック以外なら休憩可能)→65連打もの大量の面を挟んで縁の間隔が狭くなっていく発狂が非常に強力で、現在でも最上位クラスの譜面とされる。
間奏部分の複合は1→5→8→2の配色を2回(むずかしいでは一回のみ)繰り返す。
達人ではやはりというか3曲目で登場。
当時は幽玄ノ乱とその派生曲であるInfinite Rebellion以外にこのレベルの譜面は同時期の「ダンガンノーツ (裏譜面)」(BPMが大きく異なるため比較対象にはならない)ぐらいしか存在せず、達人にも彼らのどちらかが続投し「新曲」は1曲目か2曲目を指すものと思われていたため大きな衝撃が走った。
裏譜面
登場経緯
続くグリーンVer.からニジイロVer.でも達人3曲目に新曲が用意されていたが、2024年には「ドンだー!世界一決定戦2024」が開催され、記念としてその年の達人は大会に使用された曲のみで構成する(新曲は使用しない)ことが予告された(参考)。新譜面を使用することは継続し、うち1曲に新たに裏譜面が制作されることとなっていた。
裏譜面が製作される曲としては決勝使用曲である「Challengers」や同年に10周年を迎える「幽玄ノ乱」、以前の大会で決勝やそれに近い立ち位置に抜擢された「Hurtling Boys」「Gloria」などに注目が集まっていた中、実際に追加されたのはなんとこの曲であった。
譜面
年号合わせの1582というAC収録曲では2位以下を突き放すとんでもない物量であり、先述の通り演奏時間がやや長めなためこちらは僅差ではあるがおよそ7年振りに平均密度1位を更新している。
配置としては近年の達人3曲目と比較すればまだ見切りやすい配置ではあるのだが、上記の異常な平均密度により「Central Dogma pt.1 (裏譜面)」と同様に相当な体力がなければまともに最後まで叩ききるのが難しく、特にクリア難易度は太鼓の達人屈指の難易度。
先述の「三段撃ち」地帯はHS6(6周年と鉄砲イメージをかけている?)の連打を挟んで複合中の縁の打数が1→2→3と増えていく。ちなみにこのギミックはおに譜面にはないが、むずかしい譜面でも同じように縁が増える(ソフランは無し)。
終盤には「はたラク2000」や「神竜 ~Shinryu~ (裏譜面)」を彷彿とさせる(ただし、あちらがいわゆる「低速地帯」や「アウトロ」に使用しているのに対しこの曲は当然のように高密度で曲全体でも難しい配置にかかっている)HSの緩やかな低下が起こり、ラストの65連(表譜面とは配色のみ異なる)は先述の命日を意識してかHS0.62で流れてくる。
「行くドン 来るドン 2024+1は2025なのカッ 公式生配信!」の質問コーナーにて制作秘話が語られている。
達人でも(1曲目のChallengersは達人最少ノーツなのがまだマシ……なのかはわからないが)2曲目にも1400ノーツを誇る「The Future of the 太鼓ドラム (裏譜面)」が採用されており、かなりの体力が要求される。
余談
- 先ほど触れたようにこの曲の初出であるブルーVer.ではダンガンノーツ(裏譜面)がもう1つのボス曲として猛威を振るっていたのだが、この曲の裏譜面が登場した2024年の世界大会のエキシビション曲の続編でありもう1つのボス曲とも言える曲「CRUXNAUT」は奇しくもダンガンノーツと作曲者が同じである。さらに、2022年以降毎年恒例の干支モチーフ曲の「巳(担当年は2025年だが、AC16のバージョン更新は春に行われるためバージョンは2024)」枠の担当もこの曲の作曲者の一人だったりする。
- 表裏共に(「ドンカマ2000」ほどではないが)当時の太鼓の達人の常識を破壊する譜面であり、またブルーVer.当時は段位道場限定からわずか10日で解禁されかつての万戈イム-一ノ十のように段位のみで詰めるものと思っていたプレイヤーを困惑させた、元から表譜面の評価は高かったため裏譜面追加時に水を差されたと感じたプレイヤーも少なくなかった、等この曲関連で各種SNSが荒れたことが間々あり「信長の悪名高さまで再現するな」「本能寺の変だけに『炎上』の申し子」「これが黒歴史になったら裏譜面の96要素になるのでは…」などとネタにされていた時期もある。当然これらのネタを嫌う人もいるので使う場面には注意すること。
関連動画
MV
アーティストによる楽曲解説
譜面
関連リンク
関連タグ
太鼓の達人 ナムコオリジナル曲 ボス曲 第六天魔王 織田信長
「達人」3曲目
〆ドレー2000→幽玄ノ乱→Infinite_Rebellion→第六天魔王→ poxei♦DOON →Vixtory(裏)→憎悪と醜悪の花束(裏)→神竜 ~Shinryu~(裏)→ 23時54分、陽の旅路へのプレリュード(裏)→第六天魔王(裏)