楽曲情報
作詞:秋元康
作曲、編曲:シライシ紗トリ
概要
『絶対的第六感』は、日向坂46の12枚目シングル。2024年9月18日発売。
本作の活動を以てグループ卒業することとなる加藤史帆、東村芽依、丹生明里、濱岸ひよりにとっては最後のシングルとなる。
2024年9月21日放送の『Venue101』でテレビ初披露となった。
センターは前作『君はハニーデュー』に引き続き就任した正源司陽子と初の表題曲センターとなった藤嶌果歩。グループにとっては初の表題曲Wセンターとなる。
また、4期生の小西夏菜実が初の選抜入り、髙橋未来虹が1作ぶりの選抜復帰となった。その一方で、宮地すみれ、平尾帆夏、山下葉留花が選抜落ちとなった。
曲調は前作とは打って変わって『ってか』や『君は0から1になれ』のようなクールな爽快感のあるものとなっている。
歌詞は主人公が好きな人に一目惚れした瞬間の心情を表現したようなフレーズが多くあり、タイトルの「絶対的第六感」もその一部として入っている。
本シングルには、加藤のソロ曲、丹生と東村によるユニット曲等が収録されているが、濱岸のセンター曲・個別でのソロ・ユニット曲は収録されていない。理由は不明だが、(これまでも制作と卒業時期の兼ね合いの都合上前例はあったものの)濱岸はこれまでのシングルにも自身のセンター曲が収録されていないことも相まって、この事態にファンからは「ここまで露骨に格差が際立つともはや差別」「グループに貢献したメンバーの一人なのに何で最後にこんな仕打ちを受けなければならないのか。」といった批判や疑問の声が相次いでいる。
オリコンでは、初日売上38.4万枚を記録し1位を獲得。その後、初週売上47.6万枚を記録し1位を獲得。
Billboardでは、初日売上48.2万枚を記録し1位を獲得。その後、初週売上54.6万枚を記録し1位を獲得。
両者共に初日売上は前作よりも1.2万枚増加、初週売上はオリコンが前作よりも6000枚増加、Billboardが2.4万枚増加しており、ひなたフェスの開催、加藤、丹生、東村、濱岸の卒業による効果を反映したものとなった。
MV
正源司や藤嶌、メンバー等が様々な場所を巡り青春を謳歌する様子を撮影したオーソドックスなもの。
tripleSとの類似性及びそれを起因としたパクリ疑惑騒動
公開直後、韓国のアイドルグループ・tripleSの楽曲「Generation」「Girls Capitalism」等のMVとの類似性を指摘する双方のファンが大量発生。コミュニティではファンがお互いを「パクリ」呼ばわりし、しまいには誹謗中傷するなど大荒れする事態に。
この騒動によるものかは不明だが、前作『君はハニーデュー』に引き続きMV監督を務めた濵田明日也はSNSの投稿を全て削除している。
とはいえ、上記の通り要素自体はオーソドックスなもののため、「これはこの2グループに限った話ではない。どのグループにも有り得ること。」「過剰に反応しすぎ。」との声もある。
ヒット祈願
Wセンターを務める正源司と藤嶌が藤嶌の地元である北海道にある29.2kmの道路(国道12号線)を6つのミッションに挑戦しながらママチャリで走破するというもの。
そのミッションも大縄跳び、ストラックアウト、大声、チアダンス等これまでの企画でメンバーが挑戦したものばかりであり、特に野球未経験の2人はストラックアウトに大苦戦。
更には節約のために使用したママチャリがギアの変速機能無しのためあまりにも動きづらく2人からは不満がダダ漏れだった。
しかし、そんな中でも2人は力を振り絞り最後まで諦めずに挑戦。最後のミッションで加藤史帆と小坂菜緒が合流、4人で残り数kmを走って無事にゴールした。
しかし、当初予定していたスケジュールを大幅に超えてしまい、本来搭乗予定だった飛行機のチケットも変更せざるを得なくなり、結果キャンセル料・購入料含め合計39万円かかることに。藤嶌が番組MCの春日俊彰(オードリー)に支払いを頼む一幕もあったが、当然支払う義理もない春日は今回ばかりはBBQ企画の「払うよ!」のくだりも無く「払いません」と断固拒否した。まあ、春日をお財布代わりに扱っているケイマックスも大概だが…。