CV:前田愛
概要
17話で初登場。
既にこの世界で唯一となった聖衣の修復師貴鬼の弟子で、師匠のお使い途中に光牙と遭遇したサイコキネシス能力を持つ少女。
貴鬼のことは「貴鬼様」と呼んでいる。年齢は不明だがまだかなり幼いようである。
麻呂眉で赤毛の長い髪を貝のような髪飾りのついたへアゴムで結び、毛束が2つに分かれたポニーテールにしている。
性格はおてんばで光牙らをお前呼ばわりする等やや尊大な口調(語尾に「なのだ」とよく付けている)。その一方で人懐っこく寂しがりやの一面もある。
まだ技は使えないようで、大鷲に襲われて持って行かれそうになったり番犬座のドーレには念力で大きな岩を投げるくらいしかできていない。
一方で聖衣の修復は少々の傷を埋めるくらいの作業はできるようである。
17話中では度々背伸びをするような言動も見られ、同話中で「師匠のお使い」とは言っていたものの実際は火星士サイドに追われる身の師匠を気遣うのと「ひとりでできるもん」的意識から先走って聖衣修復の材料運びを1人で勝手にやっていたようで後で追いついてきた貴鬼に心配されている。
旧作の牡羊座のムウの孫弟子・牡羊座のシオンの曾孫弟子に相当し、本作では龍峰と並ぶ聖闘士業界のサラブレッドともいえる。
サイコキネシス能力・麻呂眉・聖衣修復技術持ちということからジャミール系統の一族出身と思われる。
二期でも登場し、師の貴鬼に付き従い、活躍を誇らしく眺めていた。
その後は師とともに一端ジャミールに帰還し聖衣の修理依頼に訪れたユナを励ました。
サイコキネシス能力は投げられる岩が大きめになったりと多少の進歩は見られるものの小宇宙の覚醒はまだ十分でない模様。74話では前線に師の指令で赴き材料運びを行い、ハリメデに襲われるも光牙や昴に助けられる。ハリメデに自分のことを『アッペンデックスの羅喜』と名乗っている。
アッペンデックスとは「おまけ」のことであり、自称するようなものではないのだが、子供なりに師匠貴鬼みたいに格好をつけたかったのかも…? 75話では貴鬼の背後に彼女の大師匠にあたるムウの幻影を見ている。
最終話では教皇就任を渋るハービンジャーに「今度は(教皇の業務に忙殺される意味で)自分の骨を折るのだ」とからかっている。
二次創作において
師匠の貴鬼との2ショットイラストはもちろん、さらにその上のムウやシオンと組み合わせた想像上のほのぼのイラストも多い(実際はムウ、シオンはΩの時間軸ではすでに死亡して久しいため彼女との面識はない)。
そして牡羊座の貴鬼などとかく先走り気味の作品を作るファンが多い羊一家系統のキャラであるせいか、既にここまで先に突っ走った作品もある。
関連タグ
満腹黒丸:語尾が「なのだ」のキャラ繋がり。