"反骨の赤メッシュ"
プロフィール
所属バンド | Afterglow |
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学年・クラス | 羽丘女子学園高等部1年A組→高等部2年A組→高等部3年A組 |
誕生日 | 4月10日 |
身長 | 157cm |
星座 | 牡羊座 |
イメージカラー | スカーレット |
血液型 | A型 |
好きなもの | ビター系のお菓子 |
嫌いなもの | グリンピース |
趣味 | なし |
声優 | 佐倉綾音 |
「どこでだっていつも通りやる。それだけだよ」
「行くよ、みんな!」
概要
ガールズバンドプロジェクト『BanG_Dream!』発のガールズバンド、『Afterglow』のメンバーの一人。担当はギターボーカル。羽丘女子学園高等部の1年生で他の4人とはクラスが離れているが、2年生に上がってからは4人と同じクラスになり、3年生になっても同じクラス。
黒髪のショートヘアに前髪の赤メッシュと、見た目こそパンクな少女だが家は華道の家元で幼少期から厳しく礼儀などを躾けられていたため、目上の人には基本的に礼儀正しい。
ただし、父親にはバンド活動を反対されていた為、第1章では幾度も衝突している。父親と和解して以降も反抗期が抜けていないのか、ライブハウスに花やパンを差し入れしてくる父を迷惑がっている(照れ隠しであると思われる)。
少し人見知り気味で口数が少なく、ぶっきらぼうな話し方のため、クラスメイトなどには誤解を招いてしまうことも。気心の知れたモカやリサなどがからかい混じりでフォローしている。
沸点が低めで気が強く負けず嫌いなところがある一方、暗い所やお化けが苦手だったり、寂しがりやな一面も。幼馴染や身内を誰よりも大切にしている。
歴史ある華道の家元の一人娘だけあって、旅先の海岸で華道に使う流木を拾ったり作詞に花の要素を取り入れてみたりすることも。ライブ衣装でも和服をイメージした衣装が存在する。
高校が同じで先輩にあたるRoseliaの湊友希那には、メインストーリーでの友希那による「自分達に見合わないステージには立たない」と言う発言や友希那の歌声に触れたことで半ば一方的にライバル視していたが、『褪せぬ誇りに差す残光』のイベントストーリーで、結果的に和解し合い、AfterglowとRoseliaは正式にライバル同士となった。
2019年のエイプリルフールでは、普通の高校生だった蘭が、自称妖精ユキナの力によりマジカルランに変身。ローズチサトを倒した。
使用するギターは赤いレスポールだが、スイッチのカバーやピックアップ、ボリュームなどのつまみが黒のものに交換されている。
過去
バンド結成にも蘭の存在が大きく関わっている。
幼なじみ4人との別れ
中学二年の始業式当日、他のメンバーが同じクラスだったのに対し、蘭は別のクラスになってしまう。顔馴染みのないクラスメイトからは性格も相まってとっつきにくい印象を与えていた。以降クラスの空気に馴染めす蘭は学校の屋上で時間を潰していた。蘭は具合が悪くて保健室で休んでいたと親に対し嘘をつくが、アリバイがあったことですぐにばれてしまう。
葛藤、そして転機
様々な諸事情でモカ達に打ち明けられないその時、蘭はある事を思いつく。授業中、蘭は詩の様なものを悩みながら書き続けていた。
放課後、屋上で蘭の様子を単独で探りにきたモカと会う。詩を書いていたノートを取り上げられ、詩の一つ一つを読み上げられる。しかしそれは蘭の「ありのまま」の気持ちがこもっていた詩だった。モカから評価を受け、自分の今の気持ちを詩にぶつけていけばいいと激励を受けるのだった。
幼なじみ5人全員の再会
ファミリーレストランで一週間ぶりとなるメンバー全員での集合となる。談笑中、ひまりの一言から出た「バンド」の話題から、つぐみの提案により「バンドをやろう」と言い出す。「始業式以降、5人一緒の時間が少ないから、みんなで一緒に何かやったら一緒にいれる時間がつくれるかも」という考案を述べられる。またこの時、蘭は作詞の才能があるとモカに言われ、書いた詩を全員に見せた。巴の考案で蘭はボーカル担当になる。ただしボーカルだけだと手持ち無沙汰になる理由でギターとの兼役となる。
バンド「Afterglow」結成へ
数日後放課後の屋上で蘭はギターを弾く練習をしていた。その時モカはバンド名が未定だったことに気づく。つぐみの電子辞書でバンド名となる英単語を探し出す。その中、蘭が言った「夕焼け」で候補が固まる。その理由として練習時間は夕方の放課後にあたり、いつでも今日の事を思い出せるという理由にあった。夕焼けを意味する英単語として「サンセット」「イブニング」「アフターグロウ」が上がったが、巴の提案でバンド名は「Afterglow(アフターグロウ)」に決定した。バンド名の由来は、当時の練習場所が夕焼けの見える放課後の屋上だった事と、いつでもバンドを結成した日の事を思い出せるようにという概念を込めている。
衣装
- ステージ衣装(旧衣装)
- ロストワンの号哭コラボ衣装
余談
- 声を担当する佐倉綾音氏は、初期5バンドのボーカル担当の中で歌手活動を行っていないばかりかアイドルだった時代が存在しない。更にメンバーの中では唯一個人名義の音楽CDを出した事もない。これは声優は飽くまで裏方と言う彼女自身の活動方針に因るもので、キャラソン自体の経験は豊富であるがボーカル担当の中で一人浮いてしまっている感もある。
- 姓の元ネタになった渋谷区美竹町は、1966年に同区渋谷の一部になったため現存しない(モカの姓の元ネタになった、同区青葉町も同様)ものの、区立美竹公園にその名をとどめている。と同時に、美竹は町丁としての渋谷全域の総称でもある。
- 『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』のアニメ6話では、『ガルパ』が少しだけ登場し、登場人物の1人がガチャで引き当てたカードとして蘭のカードが登場している(公式においても、『特別協力のお知らせ②』と言う形で紹介された上に、この回のEDのキャスト欄にも名前が載せられていた)。