徳島県中北部にある市。市内を吉野川が東流する。2005年3月に脇町、美馬町、穴吹町、木屋平村が合併して成立。
西面は北から阿波市・吉野川市・名西郡神山町に接する。南面は那賀郡那賀町に、東面は三好市と美馬郡つるぎ町に接している。
北面は香川県。東からさぬき市、木田郡三木町、高松市塩江地区、仲多度郡まんのう町に、それぞれ接する。
さぬき市からのアクセス路は無く、県道3号から三木町を通る国道193号と国道377号にアクセスする形をとる。三木町からは前述の国道(清水峠)がアクセス路となる。高松市(塩江)からは三木町経由のみならず県道7号相栗峠と県道106号大瀧越を用いる事が可能。まんのう町からは国道438号三頭トンネルがアクセス路となる。
「うだつの町並み」で有名。またシンビジウムの品種のひとつ「あんみつ姫」を産み出した会社の本拠があり、同社が運営する蘭の植物園であるあんみつ館がある。
また大嘗祭の際、天皇陛下が御召しになる麻の衣服「あらたえ(麁服)」は、この美馬市に在する三木家(阿波忌部氏)が用意することと決められており、同儀式の資料館である「三木家資料館と三木家住宅」がある。(兵庫県三木市の三木家とは全く関係ない別の家系なので注意)
JR徳島線、徳島自動車道、国道192号線、193号線、438号線、492号線が通じる。面積367.14km²、人口27,342人(2022年2月1日/外国人含まず)。