概要
2017年7月27日に開催されたイベント『戦場の記憶~追憶の章~』の試練達成報酬として配布され、現在は復刻時に交換所で刻水晶100個(一体以上所持時50個)と引き換えに入手可能。
人物像
ブラウンの長髪をなびかせ、蝶形の髪留めで一つ結びに結っている。
東の国の出身ではあるが、紫色の淡い瞳を持つ。
長髪とふくよかな胸は変身に都合が悪そうだが、何らかの方法でカバーしているらしい。
親密度を上げていくとストーカーみたいな言動が見栄隠れするようになる。
R-18版に至っては重すぎる愛を打ち明けてきたりすることも。
性能
他のローグたちと比べると、存外ユニークな個性を持っている。
その最大の特徴というべきアビリティは『隠れた同行者』。
他者からHP回復を受けられない代わりに、出撃人数に含まれないというもの。
半ばトークンとして機能し、『あと一人配置したいが配置数が上限』という時に便利であり、いざというときの戦力投入及び差し込みに使える。
ただし、覚醒するまではしっかり撤退させないと評価に響くため注意。
スキルは『変化の術』、ゴブリンアーチャーに変身しブロック数0で遠距離攻撃、効果時間無制限に加えて変身中にHPが0になると一度だけ半分まで回復する。
スキル発動制限も無いため、万一解除されてもスキル使用可能状態ならば、もう一回変身するという芸当も使える。
うまく使えばローグでありながらも最後まで居座ることが可能。
なお、同名のユニットは編成に1人までとなる。
近接ユニットの為天界のシェフオーガスタのバフ対象であり、低火力を補うことができる。元々の俊敏な攻撃と遠距離攻撃が相まって活躍する場が広がるので、もし所持しているならオーガスタとセットで起用を考えたい。
覚醒
覚醒するとクラスが『マスターアサシン』に変化。
アビリティも『隠れた支援者』にアップグレードし、従来の効果に加えて自身の死亡時は撤退として扱うというものが追加され、不慮の事故を起こしても評価に響かなくなる。
2019年5月14日の調整で、撤退支援効果がマスターアサシンのクラス特性として移行、自前のそれが削除される代わりに撤退後に一定時間で再出撃可能という効果が追加された。
そのため半ば使い捨ての効き、かつ再利用のできるトークン代わりとして扱えるようになった。
第二覚醒
第二覚醒すると『エンフォーサー』に変化。
スキル覚醒
スキル覚醒すると『変化の術・改』に変化。
回復効果は全回復になり、自身の生存確率が大幅に上昇した。
イベントについて
彼女が登場した「戦場の記憶~追憶の章~」は、最初の一戦でゴブリンに化けていた義賊サヨとの直接戦闘で彼女を捕らえたところから始まる。 りんご飴に釣られていたのはナイショ
いつものように彼女を軍に迎えた王子の前でサヨから、以前から実は戦ってましたと告げられ、これまでの思い出話で戦う……という方式をとる。
その際、王国奪還から以降の本編、およびあらゆるキャラクターイベントでの戦闘において「王子が本当に信頼に足る存在か見極める」という名目でサヨが魔物や王子と敵対する兵士に扮装し、イベント中にどさくさに紛れて襲ってきていた事が判明する。
その思い出戦場では、サヨの見た目を考えるとどう考えても扮装しようが無いような生物にまで化けていたりしており、ドッペルゲンガーもビックリな扮装技術を披露してくる。
また(全てで☆3クリアしているとして)全ての戦闘で倒されているにもかかわらず、きちんと精鋭揃いの王子軍に捕まることも無く、敵軍にも追われることも無く逃げ切っており、また別のイベントで敵に扮して襲いかかるという、「王子を見極めるため」とは言え、執拗なまでに王子軍との戦闘を繰り返している事がわかる。
もしここで負けてたらどうすんだよ……は言わないお約束。
同じような過去を思い返すようにしてイベントが進むのは「神殿書記官レーヴ」で前例があるが、レーヴが「記憶の中を覗く上で色々危険だから私ついていきます」と各戦場で味方として加わるのと違い、此方は前述のようにサヨが「これまでのこうした戦いの中に私実は混ざってたのよ」という感じで敵にまぎれて襲いかかってくる。
敵のサヨ自信は大して強くは無いが、紛れた相手が鈍足でちゃちゃっと倒したらローグの移動速度になって一気に拠点に駆け抜け、初見で面食らった王子は多いかもしれない。
油断しないように。
また、レーヴ同様復刻の度にイベントの戦場が増えている。
このまま復刻を続けていけば、もうサヨと戦っていないイベントステージが無くなるかもしれない……?