「聞こえるー!」とは、『仮面ライダー鎧武』第24話「新たな強敵オーバーロード」にて葛葉紘汰が発した迷言である。
概要
24話で、紘汰は一人とあるビルの屋上でまだ使用したことのなかったピーチエナジーロックシードを(わざわざ準備体操までして)試しに使用し、仮面ライダー鎧武・ジンバーピーチアームズへと変身した。
しかし、これまで変身してきた他のジンバーアームズとは異なり、パワーやスピードが上昇した様子は無かった。そのことに疑問を覚えた紘汰だったが、実はジンバーピーチアームズの特徴はパワーやスピードではなくその驚異的な聴覚であり、直後に彼の耳に遙か遠くの声や音が次々に飛び込んできた。これに驚き興奮した紘汰が思わず発した台詞こそがこの「聞こえるー!」である。
実際の流れ
戦極ドライバー『ソイヤッ!ミックス!ジンバーピーチ!ハハーッ!』
ジンバーピーチアームズへの変身が完了する。
紘汰(鎧武)「……ん?…あれ?あれ?」
紘汰「…んー……」
紘汰「パワー!」バッ!
紘汰「スピード!」ダダッ!
紘汰「って感じじゃあ………」
紘汰「…あれ?」
離れた場所の声や音が次々に聞こえてくる。
紘汰「あれ?あれーっ?」
紘汰「あっ、聞こえる!聞こえるぅ!」
紘汰「あ、聞こえるー!」
大事なことなので3回言いました。
その後
紘太「あ、ミ ッ チ の 声 だ」
影響
この頃『鎧武』の物語自体は比較的シリアスな流れになっていたが、紘汰の「あれーっ?」の際のあまりにも間の抜けた言い方と、その子供のようにテンションを上げる姿から多くの視聴者の笑いを誘った。
それと同時に一部では紘汰のギャグキャラ的な印象がさらに強くなった。
流石にこれはユグドラシルのせいではなく紘汰自身に原因がある。
関連タグ
ペガサスフォーム:先輩ライダーの聴覚強化フォーム。なお、こちらの先輩は初変身時には、鋭すぎる聴覚に翻弄されぶっ倒れており、「聞こえるー!」などと興奮していられる場合ではなかった。