原作中には存在しない後付け設定、かつ後に作られた作品の劇中にも登場しない裏設定で、書籍『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』(2009年4月8日発行)に登場。
なお、東の界王神シンは『ドラゴンボールDAIMA』によると大魔界出身の種族「グリンド人」と紹介されている為、変更された可能性が高い(作者が設定を忘れてしまったかどうかは不明だが、後述の通り、既に2014年には別の設定が登場している)。
概要
大まかな体系は人間と同じで、常人程度の体格の者もいれば太めの者も存在しており、尖った耳と(例外もいるが)モヒカンの様な髪型が特徴で、一部の芯人を除いて髪の色は白い。
肌の色は様々で、平均寿命は約7万5千歳。ただし東西南北の界王神では一番若いシン(東の界王神)は少なくとも500万年、老界王神とゲームオリジナルキャラの時の界王神は共に7500万年以上生きているので、界王神が特例的に長命なのか、はたまたこちらに関してもただ単に作者が間違えた、若しくは変更になったのかは定かではない。
界芯星に生えている界樹と呼ばれる巨大な木の実(『ドラゴンボールDAIMA』では第2魔界に生えている5本の巨大な大樹と変更されている)から生まれる為、男女の外見の違いこそあれ性別の区別はないが、アニメで北の界王(男性寄りの外見)と東の界王(女性寄りの外見)が互いに「ジジイ」「ババア」と呼びあうシーンがあるほか、原作にも登場する老界王神はスケベな性格をしているなど、そのメンタリティは人間に近い様だ。
芯人たちは学校の様な城で様々な事を学びのんびりと暮らしているが、どこかで界王が亡くなった場合は次の界王がくじ引きで選ばれる。
また界王神は滅多に実る事がない希少な金色の実から生まれる特別な芯人から選出される。
後の『ドラゴンボール超』の設定では、ザマスの様に通常の芯人でも特に優秀な才覚を持つ者は例外的に現界王神の裁量で後継者指名される場合もある模様。また後述の「界王神界生まれの設定」では、界王神が死ぬと次の界王神が界王神界に生まれてくるというケースもある様だ。
尚、時たま芯人の中には邪悪な心を持つ不良芯人が生れる時もあるが、そのような者たちは魔界王神の元へといってしまうという。
界王神界生まれの設定
『最強ジャンプ』2014年6月号「鳥山明先生 魔人ブウ編(秘)一問一答!」による鳥山明の説明では、界芯星や界樹・大樹、木の実、芯人・グリンド人などといった言葉は登場しない。
界王神は最初から界王神として生まれ、3人が交代で勤めるという。現在は2人(東の界王神と老界王神か?)が勤めているが、不慮の事故で界王神が死んでしまうと、現在休止中の界王神が「界王神界」に植物のように生えてくるとされる。何事もなければ、およそ7万5千年ほどが寿命とされている。