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概要

山口県バス会社のひとつ・防長交通が運行している。

東京駅と萩バスセンター(萩市内にあるバスターミナル)を結ぶ。


距離に関しては1010kmとかなりの長距離ではあるのだが、問題は走行時間。「キング・オブ・深夜バス」として恐れられている西鉄バスの「はかた号」とほぼ同じ14時間39分。「はかた号」に匹敵するほどの時間がかかってしまうのは、萩バスターミナルを出ると大田中央駅(美祢市美東にあるバス駅)、湯田温泉バス停、西京橋バス停(山口市内)、宮野・防長交通山口車庫、防府駅徳山駅岩国駅と山口県側の停留所が多く、一般道を通る時間が長くなるため。

もともとは東京-萩間の「萩エキスプレス」の他に横浜-徳山間の「ポセイドン号」→東京-徳山間の「アルバ号」が運行されていたが、沿線人口が少なく採算性の問題から統合された結果、ああなったのである。


歴史

1993年4月に運転を開始。元々は京浜急行電鉄(京浜急行)および防長交通との共同運行だったため、起点は品川駅だった。

1998年3月末に、京浜急行および防長交通との共同運行だった東京(品川)-徳山行きハイウェイバス「アルバ号」を統合し、東京(品川)-岩国・徳山・防府・萩を結ぶルートとなった。

2003年10月に京浜急行がバス事業を分社化し、京浜急行バスに移管、2004年には羽田京急バス、2005年12月には京急観光バスに移管した。

2007年6月1日には京急観光バスが運行を撤退し、防長交通の単独運行となるが、東京側の運行支援・予約・発券業務は7月31日出発分まで京急が受け付けた。同年8月から起点を東京駅に変更、東京側の予約・発券業務をJRバス関東に移管し、現在に至っている。


なお、COVID-19の影響により、2020年4月5日から7月29日まで、および7月30日(この日から運行を再開する予定だったが、結局断念)から2021年12月22日まで、運行を取り止めていた。


使用車両

かつてはBS放送の受信アンテナがついた専用の車両が使われていたが、現在は京都大阪・神戸と萩を結ぶハイウェイバス「カルスト号」と共用している。メーカーはいずれも日野自動車

なお、京浜急行もBS放送受信アンテナ付きの車両が使われていたが、のちに品川と青森を結ぶハイウェイバス「ラ・フォーレ号」(ちなみにこちらも2010年に撤退)と同じ車両を使用する様になった。こちらは三菱ふそうのバスを使用していた。


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