※史実の董白についてはこちら
概要
プロフィール
名前 | 董白(とうはく) |
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登場ナンバリング | 『8』 |
勢力 | 他 |
所属軍 | 董卓軍→董白軍 |
声優 | 大関英里 |
身長 | 160cm |
武器 | 鎖分銅 |
一人称 | 私 |
呼び方 | お前(董卓以外)、〇〇、董卓→おじいさま |
2018年発売の『真・三國無双8』から特殊NPCとして初登場。その後、同年6月配信のDLCシナリオにて他NPC3名(夏侯姫、袁術、華雄)と共にプレイアブル化した。
董卓の孫娘。祖父の権力の下で寵愛され、幼くして渭陽君に任ぜられたが、間もなく董卓は長安にて横死してしまう。養子となっていた呂布の裏切りを知った彼女は、祖父の仇討ちに動き出す。
人物像
容姿
今までの女性キャラクターにはいなかった、幼いながらも残酷さが表れているかのような顔立ち。目はつり上がっており、口角が上がっている。
身長は160cmと女性としては決して低くないのだが、董卓軍や呂布軍の面々は全体的に身長が高く、女性陣の貂蝉や呂玲綺も170cm近くある上に、董白自身の子供っぽい装いもあってか相対的にかなり小柄に見える。
髪型は左右をお団子にしており、銀髪。
服装は一件可愛らしいゴスロリのドレスだが、頭や靴の飾りに刺々しさがあったり、ドレスに鎖が巻いてあったり、董卓と同じくダークな色で固められていたりと彼女の性格を表している。
性格
董卓に甘やかされて育ったせいか、非常に我儘な性格をしており、誰に対しても高圧的な言動で接する。相手を痛めつけることにもまるで躊躇がなく、むしろどのように苦しめるかを楽しみにするなど董卓に似た残虐性を内包している。
ただし、『8』のストーリーにて蔡邕に対して「娘のためにも長生きしなさい」と告げるなど、董卓に比べると若干の良心はある模様。
交友関係
董卓
董白の祖父。彼の前だけは愛らしく振る舞い、その分彼からも溺愛されている。董卓への愛や敬意も深く、洛陽奪還時には「おじいさまも一緒なら良かった」と呟く場面がある。
呂布
董卓の義子。粗暴で好戦的な呂布のことは「あの獣」などと呼び元から快く思っていなかったが、彼が董卓を殺して以降は激しく憎むようになり、仇敵として復讐を誓う。
貂蝉
自身の祖父である董卓を殺すために暗躍した女性。董卓が殺される以前から、誰かに取り入ろうとする彼女の言動を快く思っておらず、董卓が殺されて以降は激しい憎悪をぶつけるようになる。
張遼
董卓軍の武将。董白のDLCシナリオでは彼女の側近を務めていた。呂布と刃を交えたことを機に、彼に武の道の先を見たため離反を申告される。自身を裏切ったとして、以降は呂布や貂蝉同様に恨みを持つようになるが、ストーリー中の台詞によると、彼を痛めつけることよりも実力をつけて見返すことを目的としている言葉が見られ、曹魏を破り張遼を打ち負かした後、潔く罰せられようとする張遼を敢えて生かし再び側近にするなど、なんやかんや彼に愛着がある節がある。
華雄
董卓軍の武将。元々は董白が五斗米道に捕らわれていたところを助けられたことがキッカケとなり、董卓軍に将として迎えられた。腕っ節は強いが教養がなく、董卓や自身への無礼な態度や、作戦の意味を理解しない点など、董白からは度々呆れられている。
戦闘スタイル
董卓と同じ鎖分銅を使用。
無双乱舞では、敵を鎖で縛って跪かせたり、空中から炎を纏った鉄球で押しつぶし、更に踏みつける…といった、相手を肉体的にも精神的にも辱めるサディスティックな演出が見られる。
シリーズでの動向
『8』では当初NPCとして登場。
主に董卓と共に登場し、彼の天下を願っているが呂布にそれを阻まれ、それ以降は執拗いほどに呂布軍に付きまとって始末しようとする。
DLCでの個人シナリオでは、序盤は董卓の孫として彼の野望を果たすべく活動する。董卓の死後、彼を死に追いやった呂布や貂蝉を怨むが、呂布には相手にすらしてもらえず、更には従っていた張遼も、呂布の強さに自身の武の道の先を感じ、董白の元を去ってしまう。これまでにない恥辱を受けた董白は、呂布と張遼を強く憎み「絶対に復讐してやる」と心に誓う。
残された董白は、内乱を起こす董卓の部下たちを平定し、名実ともに董卓の後継者として君臨。その後、軍を率いて連合軍が占拠する洛陽を奪還する。
呂布を討つに必要な軍事力を養うため、はじめ袁術に援助を求めるが拒絶され、その腹いせに袁術軍を攻撃、勝利する。同時に従っていた孫策や周瑜から羨望を集め、袁術軍をそのまま掌握する。
勢いに乗った董白軍は、周瑜や孫策の進言もあり、そのまま呂布がいる下邳を攻め勝利。その時に劉備、関羽、張飛たちを仲間につけた。
しかし、そこには張遼の姿はなく、怒り心頭した董白は部下たちに彼の居場所を捜索させ、現在彼が身を寄せている魏軍へと侵攻する。曹操と張遼を叩きのめした。こうして憎き英雄を倒した董白は曹操、張遼、袁紹、呂布、袁術らが自分に跪いている姿を見て満足気に高笑いをした…
…しかし、実は洛陽奪還以降の出来事はすべて彼女の夢の中での出来事だった。
辺りを見渡し「誰もいないじゃない」と寂しげにつぶやくが、気落ちすることなく「また狩りにいけばいい」と再び不敵な笑みを浮かべ歩みだした。
夢の世界であるため、武将の言動が現実世界では有り得ないくらいの不自然さだったり、司馬昭や王元姫まで登場するなど『8』にしては珍しいIF展開となった。
スマートフォン版ではサービス開始からの登場。
登場する将星の記憶はSR「花いばら、高楼に綻ぶ」、SSR「本当の気持ち」の2種類。
ストーリーモードでは第1章「黄巾平定」のメインに抜擢。プレイヤーは董卓を捜す董白の護衛として半ば強引に雇われ、後の英傑たちと交流を持ちながら黄巾討伐に赴くこととなる。
董卓の元へ送り届けた後の董卓討伐の区間は行方不明になってしまい、「出来れば出会いたくない」とこぼすシーンもあるが蜀4章において思いがけない再会を果たす。出会い頭に「裏切り者!」と怒ってきたり、呂布を討伐するよう言い出したりとワガママぶりは健在だが、董卓が呂布に討たれた後、曰く「生きるためになんだってしてきた」らしい。
曹操を頼って「あなた(プレイヤー)と劉備達を許昌へ引き入れる事ができれば、董卓の名誉を回復するよう働きかけると持ちかけられた」と話し、曹操の命によって行動していた事を告白する。無論それが甘言であることも理解しており、董卓の親族として処刑されないためにはそれしか手段がなかったとも話している。
「董承の要求に何があっても乗ってはいけないよう劉備たちに伝えて」とプレイヤーに忠告すると、行方をくらませるように許昌から姿を消した。しかし劉備は「仁のため」と董承の要求に乗ってしまい、小沛では関羽を離れることになるなど話は大分厄介な方向に進んでしまう。
蜀4章チャプター「エクストラ7」内の「神仙のおとない」では一人で立派に頑張っている様子が示唆されており、大分ツンデレめいた手紙とともに上等な織物を同じくプレイヤーが諸々の面倒を見ている村へ寄付している。
SSR将星の記憶「本当の気持ち」は1章クリア報酬で入手可能。
実は『8』以前に、スマホアプリ「真・三國無双ブラスト」で固有の容姿をもって初登場。この時点で既に、『8』とほぼ同じ容姿であった。