概要
父は長屋王、母は藤原長娥子(藤原不比等の娘)、官位は従三位、参議、皇族時代は山背王。
経歴
神亀6年(729年)の長屋王の変では母が不比等の娘のため罪を受けなかった、後の天平12年(740年)に従四位下となる、天平18年(746年)に右大舎人頭、天平勝宝8年(756年)に聖武上皇が崩御し山作司となる、天平宝字元年(757年)に橘奈良麻呂の謀反を密告した、事件後に従三位となり臣籍降下をし藤原弟貞と名乗る、天平宝字4年(760年)に坤宮大弼、天平宝字6年(762年)に参議となる、翌年の天平宝字7年(763年)に死去。