概要
CV:楠見尚己
虹村形兆と虹村億泰の父親。息子の形兆を歪ませた元凶でもある。
その見た目は元人間とはとても思えない醜悪なバケモノであり、知性や言語能力も失われている。
一応理性や過去の思い出は朧気ながら残っているようで、家族の写真を探して一日中ガラクタ箱を引っ掻き回していた場面がある。
不死身であり驚異的な再生能力を持つため、彼を殺す手段は限られている。
形兆はそんな父を殺すことができるスタンド使いを見つけるために、『矢』を無差別に放っていた。
4部終了後は猫草と億泰の3人で仲良く暮らしている模様。また、アニメ版のエンディングでは億泰と共にトニオの店で食事をする様子が描かれていた。
トニオの料理を食べてから身体を掻きむしる様子を見せたので期待した億泰だったが、単に肌艶のいい健康なバケモノになっただけに終わった。
(一方噴上はいい男ぶりに磨きがかかった。)
原作・アニメでは名前が不明であったが、実写映画版では「虹村万作」という名前が付いている。
過去
元々会社を経営していたが妻が病死した上に、会社が倒産し莫大な借金を抱えてしまう。その生活は、息子に暴力を振るうほど苦しいものだった。
しかしDIOの部下になったことで生活は一転。大金を手にしたことで数年間は働かなくてもいいほどの生活になった(恐らく借金の返済も済んだと思われる)。小説『OVER HEVEN』によると当時は主に日本での監視・連絡員の一人として動いていたようで、DIOの命で空条ホリィに接触してその動向を窺う任務を課されていた模様。
ところが幸せだったのもつかの間、DIOがエジプトで倒された影響で肉の芽が暴走し、現在の人間離れした姿となった(なお、形兆の発言に「午後2時頃に父親の様子が急変した」というものがあるが、日本時間の午後2時頃はエジプト時間の午前7時頃にあたり、DIOが承太郎とジョセフの手によって砂漠に葬られた頃とも考えられる)。
結果的に形兆を無差別にスタンド使いを生み出す鬼に変え、そのせいで彼を死なせることになった。
彼の再生能力はもしかすると、主のDIOが吸血鬼だったことと関係しているのかもしれない。
関連タグ
ミーティ…状況が似ている。