概要
血統因子とは、「生命の設計図」と呼べる代物であり、これを発見したことがDr.ベガパンクの偉業の1つである。
シーザー・クラウンの「SAD」及び人造悪魔の実「SMILE」、ジェルマ66の「複製(クローン)」兵士やヒトの「改造」研究などにその成果が用いられている。
現実世界での「DNA」や「遺伝子」、「ゲノム」に相当する概念と思われるが、いずれに近い概念かは不明。ちなみに、ざっくり言うとDNAはDVDのような「物質媒体」、遺伝子はその中に記述されている「情報」、ゲノムはその情報の「総体」である。
魚人島編にて、魚人と人魚の血縁と形質の関係について説明する際に「遺伝子」という単語自体は登場している。
関連タグ
※以下単行本・アニメ未収録のネタバレ注意※
元王下七武海の血統因子を用いて作られたであろうセラフィムの戦闘データから、ベガパンクは「体験も血統因子に記憶される」と仮説を立てており、この点は現実世界での遺伝子とは異なる。実際、この仮説を裏付けるかのように、セラフィムの一体はとある人物に対する強烈な好意を示した。
また、超人系の悪魔の実の能力者の血統因子を読み解くことで「グリーンブラッド」という血液を生成でき、能力の複製が可能となっている。