概要
豊島線は、練馬駅から豊島園駅までを結ぶ西武鉄道の路線。単線で中間駅を持たず、また全区間で都営大江戸線と競合しているものの、大江戸線が新宿駅や港区方面へのアクセスに主眼を置いているのに対し、こちらは池袋線からの需要に軸が置かれている。
練馬駅付近の立体交差事業の影響で、1980年代後半から1990年代にかけて一時的に池袋線と分断され、線内のみの運行となっていたが、現在はほぼすべてが池袋駅発着(各駅停車)となっている。定期列車は原則8両編成で運行されるが、これは豊島園駅のホーム有効長の関係上、10両編成の電車の乗り入れは不可能であるため。種別も定期運用は全て各駅停車だが、臨時列車で特急や「52席の至福」が乗り入れる場合も。
練馬駅で前述の大江戸線、池袋線所沢方面に乗り換えられるほか、西武有楽町線からの直通列車はないものの、それを介して東京メトロ有楽町線や副都心線(東急東横線やみなとみらい線へ直通)を利用できる。