概要
『忍者と極道』に登場する人物。佐々木小次郎を思わせる風貌のイケメンで、左目にΣの傷がある。
少年時代に親の再婚相手から虐待を受けてグレてしまい、同級生の有羽汰駆と共に空虚な日々を送っていた。しかし、兄貴分だった殺島飛露鬼からの勧誘を受け、暴走族『聖華天』副総長「Σ」となる。
聖華天壊滅後は極道ドラフト会議(!)を受けて極道に入ったが、組を抜けて堅気になる。超ブラックな保険会社で社畜として扱き使われ陰湿な虐めを受けていた(まあ自業自得っちゃ自業自得だが、負い目があるのを良い事にΣを明らかにストレスのはけ口にしていた上司も非常に問題があると言わざるを得ない)が、殺島からの招集を受け、上司をボコボコに殴打して会社を辞める。
すぐさまα(有羽)、Ω(逢魔賀)と合流し、その夜に帝都高大爆走に加担した。
極道技巧は暴走族流剣術【官憲斬棄】<ポリストラッシュ>。パトカーを100台斬って(自称)鍛えた日本刀による斬撃である。
ちなみに作者によれば、地獄の回数券無しでチャンバラしたら魔津田の勝ち。
『帝都八忍』の覇世川左虎と交戦し、極道車の破壊跡から相手を斬撃の達人だと見抜く。しかし、武器を携帯していなかったことから「長物持ちの自分が有利」と思い込んで単身突撃してしまい、彼の「凍剣執刀」により左腕を切断され瀕死の重傷を負う。
それでもなお立ち上がって左虎に襲いかかったが首を断たれ、死に場所を与えてくれた殺島に感謝しながら絶命した。
なお、名前は恐らく『ダイの大冒険』に登場する騎士シグマに因むと思われる。
名前の漢字はそのまま彼の言動であるが。