概要
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」期間限定イベント「発令!「捷三号作戦警戒」」に登場した新たな姫級陸上型深海棲艦。同E-5最終ボスの随伴および新システム「夜間渡洋戦略爆撃」で登場する。
容姿
全体としては飛行場姫によく似ているが、額に貼られたお札のようなものと長く余らせた袖が明らかな相違点と言える(この二つのためか、どことなくキョンシーを連想した提督も多かったもよう)。
その他にも後ろ髪をネコヤキ状のお団子に纏めている、足元が丈の長いブーツなどの違いがある。
艤装は飛行場姫で目立っていた後方の砲台がいなくなり、肉質の尾の先に新たな滑走路を二本増設している。
周囲には今回初登場の陸上機・深海空超要塞が旋回し、イ級をデフォルメしたような爆弾を投下している。
戦闘能力
本イベントのE-5では通常の空襲とは違い、こいつらが放つ超重爆による「夜間渡洋戦略爆撃」が発生する。
これに対し艦娘側が防空を行う際は基地に防空戦闘機隊をただ配置するだけでなく、”ほどよい頃合いで出撃指示を”・・・すなわち目押しゲーをしないといけない。
早すぎても遅すぎても会敵できない戦隊が出てしまうという、なんともめんどくさい仕様になっている。
幸い深海空超要塞は雷装値が0であるため、この基地空襲で受けるダメージはそこまで大きくない。防空に向かう必要があるのは専らギミックを遂行するときだろう。
E-5最終ボスではラスダン時にのみ随伴として登場。ソフトスキンの陸上型で、元の飛行場姫から耐久を100上昇している。
・・・しかし、なんと航空戦、昼砲撃戦に一切参加・行動をしない。ついでにボイスも無い。
此方の基地航空隊の攻撃時には行動しているが、開幕の航空戦ではヌ級の以下の制空値の為敵制空値がラスダン時にのみ削り時よりも低下するというこれ迄のラスダンとは逆の事態は発生している。
B-29をモチーフとした深海空超要塞では、おそらく対艦戦闘などからっきしなのであろう。なお夜戦でのみ申し訳程度に砲撃はしてくる。
モチーフ
本イベント最終海域のモチーフたるB-29による初空襲である「八幡空襲」はここから日本本土へ向けて飛び立っていった。風貌が中国の妖怪であるキョンシー風なのも恐らくそういう事だろう。
なお、深海棲艦としての彼女も成都を本拠地としているのかどうかは特に明らかにされていない。というか仮にそうだとすると「深海棲艦が長江を遡って中国大陸奥深くまで制圧している」という色々な意味で恐ろしい状況になってしまう。
もっとも前述の通り戦闘終盤でなぜか対馬海峡での艦隊戦に乱入している(少なくともこちらの砲撃が届く位置に来ている)ことから、実際には沿岸部のどこかから超重爆を飛ばしていた(そして結局我慢できずに駆けつけた)と考えた方が無理がないかもしれない。