鉄獣の将よ!!
侵略の徒に対しその獰猛なる爪を研げ!!
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ!!
概要
PHANTOM RAGEで登場した闇属性・鳥獣族のリンクモンスター。
カードイラストの顔の部分はマスクであり、関連の魔法罠や公開されている設定画から素顔が確認できる。
カードテキスト
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合、
または自分フィールドに他の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を除外する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の除外状態の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターの数以下のレベルを持つ、
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体をデッキから手札に加える。
解説
青眼の白龍に匹敵する打点に加え、着地時の対象を取らない除外が強力。
リンク素材はやや重いが【鉄獣戦線】であれば揃えることは容易で、変わった方法としてスケープ・ゴートで出る羊トークン4体をそのまま素材にする事も出来る。
(1)の除外効果は発動条件が「自身の特殊召喚」と「他の獣系種族の特殊召喚」となっており、他のリンクモンスターにありがちなリンク召喚時に限った効果ではない。
このため鉄獣共通効果で出した場合でも発動出来る他、自ターンの展開途中や相手ターンに鉄獣戦線銀弾のルガルの効果で下級を展開した時などにも使用出来、妨害の用途でも活躍できる。
(2)は除外枚数に合わせたサーチ。
共通効果で除外枚数が貯まるので発動もしやすく、サーチ先も種族指定なので鉄獣戦線以外のカードでも良い。
この効果のおかげで先攻1ターン目に出しても使用出来るが、鉄獣の抗戦で出す際には除外の枚数を0枚にしないように気をつけたい。
マスターデュエルでは配信開始時環境でも大いに活躍し、後にデラックスメイトとしても登場した。
ライフが減ると鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ”になる。ほんの少しだけ声付き。
原作・アニメでの活躍
遊戯王OCGストラクチャーズにてストロング十九が遊佐尚磨との再戦で使用。
十九は全体除去を受けようが【トライブリゲード】の得意な展開力を活かしてこのカードを2体もリンク召喚し、強力なエクシーズモンスターである天霆號アーゼウスやエースモンスターである聖夜に煌めく竜を除外する快挙を成し遂げ、尚磨の勝ち筋を完全に潰したかに見えた。
だが、自身の属性である闇属性が仇となって《聖なる篝火》による2体目の聖夜に煌めく竜の特殊召喚を許してしまい、最後は大幅なパワーアップを得た2体目の聖夜に煌めく竜に倒され、そのまま敗北した。
攻撃名は「脅弔弾罪(フィアー・コンドネイション)」 効果名は「片翼強襲(ワンウィング・アサルト)」。