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概要

陸軍一〇〇式司令部偵察機「新司偵」二式単座戦闘機「鍾馗」一〇〇式重爆撃機「呑龍」を題材にした戦時歌謡であり、PRソングである。

一〇〇式司偵を空の斥候に例える言い得て妙な歌詞と軽妙な曲調が特徴だが、どうしても同時期に映画主題歌として発表された大作の影に薄れがちな知る人ぞ知る一曲。

この三機種を陸軍三大新鋭機と謳い宣伝を図っている。

今日のCMソングの大先輩…というのはいささか誇張か。

採用された新型戦闘機の愛称を国民から公募した結果、人気になり過ぎて他機種の希望者が不足する程になり、海軍もそれに倣って命名基準を変更するなど、海軍と比べて陸軍の方がこういったプロモーション活動に積極的な印象を受ける。

戦闘機だけを例にとっても九七式戦闘機は映画化され、一式戦闘機も上記の通り脚光を浴び、二式戦闘機も本作で歌われ、三式戦闘機は切手(五銭)となり、四式戦闘機も部隊歌(疾風戦闘機隊の歌)が作られてニュース映画で流され、必ず何らかの形で作品化されている。

やっぱり気合いが入ってますねぇ。

…だって予算の大半を海軍が持っていくんだもん。

※ あまり知られていないが海軍における「零戦」の愛称が広まったのは大戦末期である。

レコードは1944年4月に富士音盤(戦時中のキングレコードのレーベル名)から発売された。

作詞時雨音羽
作曲山口潤一
歌唱鬼俊英
レコード番号8-6092

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鍾馗・呑龍・新司偵
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