概要
1898年4月25日の豊川鉄道一ノ宮駅~新城駅間開業時には開設されず、1899年10月19日に開業した。
開設は地元からの強い要望によるもので、建設にあたっては敷地の無償寄付、費用の一部負担、建設時の勤労奉仕などがあったとされる。
1943年8月に豊川鉄道の国有化に伴い国鉄の駅となる。
1971年12月1日に貨物・荷物取扱営業を廃止。
1987年に国鉄が分割民営化され現在に至る。
1930年に駅周辺に豊川鉄道がつつじ公園を開設、1932年には長山遊園地として整備されるが、戦時体制への移行により国有化に前後して閉園。跡地は住宅地になっている。
2024年現在朝に1本だけ当駅折り返しの列車が存在する。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。
単線上にある交換駅で行き違いが可能。
1番線側が1線スルーとなっており、上下方向に発着可能である。
互いのホームは構内踏切で連絡する。
豊川駅管理下の無人駅。かつては有人駅だったが1984年2月24日に無人駅となった。
かつては正八角形で瓦葺屋根、円形の窓を備える特徴的な駅舎だったが、無人化後に荒廃したため2002年に現在の駅舎に建て替えられた。