上小田井駅とは、名鉄犬山線・名古屋市営地下鉄鶴舞線の共同使用駅である。東海交通事業城北線の「小田井駅」と乗り換えが可能であるため、ここでは小田井駅についても解説する。
上小田井駅
名鉄犬山線・地下鉄鶴舞線の共同使用駅で、両路線を介して一部列車が相互直通運転を行っている。
島式2面4線の高架駅。1・4番乗り場は名鉄名古屋駅方面からの電車、2・3番乗り場は鶴舞線・名鉄豊田線方面の電車が乗り入れる。
元々は平田橋駅が現在鶴舞線の引き上げ線がある辺りにあり、鶴舞線の延伸に合わせ、高架化、移転改称して上小田井駅となった。この際、新川北側の北名古屋市の利用者にとって不便となるため、現在も新川上で線路に並んで歩道橋が架けられている。鶴舞線では2026年を目処にホームドアを整備する予定となっているが、上小田井駅は名鉄の管轄のため設置の対象から外されている。
乗り場 | 路線 | 方向 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 名鉄犬山線 | 岩倉・犬山方面 | 名鉄名古屋方面からの電車。 |
2 | 名鉄犬山線 | 岩倉・犬山方面 | 鶴舞線・名鉄豊田線からの電車。 |
3 | 鶴舞線 | 伏見・赤池・豊田市方面 | |
4 | 名鉄犬山線 | 名鉄名古屋・金山・太田川・中部国際空港方面 |
利用状況
近況
名古屋鉄道
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は20,709人である(名古屋鉄道の令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)より)。
- 但し、鶴舞線直通を含む。
- 名古屋駅の利便性が高いためか名鉄単独の利用者が増加傾向にある一方、地下鉄直通の利用者が減少傾向にある。
名古屋市営地下鉄
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は、42,026人である。
- 但し、名鉄直通人員を含む。
利用状況比較表
事業者名 | 名古屋鉄道 | 名古屋市営地下鉄 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 14,514人 | 24,226人 | 48,451人 |
2009年(平成21年)度 | 17,039人 | 23,703人 | 47,407人 |
2010年(平成22年)度 | 17,311人 | 23,735人 | 47,470人 |
2011年(平成23年)度 | 16,783人 | 18,947人 | 37,894人 |
2012年(平成24年)度 | 17,193人 | 19,105人 | 38,209人 |
2013年(平成25年)度 | 17,916人 | 19,704人 | 39,408人 |
2014年(平成26年)度 | 18,106人 | 20,125人 | 40,251人 |
2015年(平成27年)度 | 18,775人 | 20,593人 | 41,184人 |
2016年(平成28年)度 | 19,532人 | 21,053人 | 42,106人 |
2017年(平成29年)度 | 19,532人 | 21,014人 | 42,029人 |
2018年(平成30年)度 | 20,369人 | 21,071人 | 42,141人 |
2019年(令和元年)度 | 20,709人 | 21,013人 | 42,026人 |
関連項目
小田井駅
東海交通事業城北線の小田井駅は上小田井駅から徒歩10分のところにある。上小田井駅と乗り換えが可能だが、城北線そのものの利用者が少ない。
島式1面2線の高架駅。2面4線構造にもできるが利用者が少ないため現時点でその計画はない。