概要
1886年に設立された関西法律学校を前身とし、現在も法学部が看板学部である。
考古学研究室は高松塚古墳を発掘したことでも知られる。
スポーツにも力を入れており、高橋大輔や織田信成など、フィギュアスケートのスター選手を輩出してきた。
キャンパス
大阪府下に5つのキャンパスを持つ。(中高のみを含めれば6つ)
かつては、大阪府北区に天六キャンパスを有していたが、2014年に閉鎖された。
千里山キャンパス
吹田市に所在し、大学の本部も置かれている。法・文・経済・商・社会・政策創造・外国語・システム理工・環境都市工・化学生命工学部および大学院が置かれているほか、関西大学第一中学校・高等学校・関西大学幼稚園までもが置かれている。
ちなみに、キャンパスの南側には名神高速が通っている。
最寄り駅は、阪急千里線の関大前駅である。正門までは駅から徒歩5分程度。
また、阪急京都線の大阪梅田駅から電車で約20分とかなり立地が良い。
なお、関大前駅の1駅先にある千里山駅も通学定期区間に含めることができる。
千里山駅は、関大前駅よりも混雑が少なく、第1学舎に向かう場合は関大前駅とあまり所要時間が変わらないため、主に法学部や文学部の学生にとっては便利である。
法学部や文学部などの授業が主に行われる第1学舎は、法文坂と呼ばれる傾斜のきつい坂の上にあるため夏場は特に辛い。
また、社会学部の授業が行われる第3学舎はなぜか正門の外にあるため、他学部の学生から「関西外大」と揶揄されることも。
正門から関大前駅にかけての通称「関前通り」は多くの飲食店などでにぎわう学生街である。
やたらラーメン屋が多く、ラーメン雑誌などでは激戦区として扱われることも。
高槻キャンパス
高槻市に所在し、総合情報学部および大学院総合情報学研究科が置かれている。
駅から高槻市営バスを利用する必要があるが、バス停がJR京都線の摂津富田駅と高槻駅の駅前にしか存在しない。そのため、阪急京都本線を利用した場合はJRの駅まで歩かなければならないので注意が必要である。
ちなみに、駅からバスで約20分かかるため徒歩で向かうことはあきらめた方が良い。
キャンパス周辺に何もない山の上という超絶クソ立地のせいで学生からはラピュタとも呼ばれている。
モノレールが延伸されることを見越してこの場所にキャンパスを構えたようであるが、結果は...
ちなみに、フィギュアスケートの練習拠点はここにある。
高槻ミューズキャンパス
高槻市に所在し、社会安全学部および大学院社会安全研究科、関西大学初等部・中等部・高等部が置かれている。
高槻キャンパスと違い、最寄り駅から徒歩圏内に立地している。
(JR京都線の高槻駅から徒歩7分、阪急京都線の高槻市駅から徒歩10分)
堺キャンパス
堺市堺区に所在し、人間健康学部および大学院人間健康研究科が置かれている。
2010年に閉校した堺市立商業高等学校の跡地を利用し、同年に開設された。
南海高野線の浅香山駅に隣接しているため、交通アクセスは良いが、浅香山駅には各駅停車しか止まらないため電車の本数自体はそこまで多くない。
梅田キャンパス
大阪市北区に所在する、いわゆるサテライトキャンパス。
2016年10月に「人を導き、繋ぎ、自ら起こし、創る"人"を育成〜"考動"を実践する場の創出〜」をコンセプトに開設された。
阪急電車の大阪梅田駅から徒歩5分と交通アクセスがかなり良い。
天六キャンパス
大阪市北区にあったキャンパス。名称の由来は天神橋筋六丁目駅が最寄り駅だったことから。
主に夜間部の学舎として使用されていたが、勤労学生の減少と共に夜間部の人気も衰え、講義の場を千里山キャンパスへ移す。
その後は学外講座などに活用されてきたが、敷地の広さを持て余し気味であり、有効な活用方法を見いだせなかったことから、2014年に閉鎖。その後建物は解体され跡地は阪急不動産に売却。現在はマンションが立ち並んでいる。
主な卒業生
漫画家
光原伸 秋月りす 逢坂みえこ いしいひさいち カラスヤサトシ
芸能関係
矢井田瞳 山里亮太(南海キャンディーズ) ジャルジャル(福徳秀介・後藤淳平) 鶴田浩二
岩尾望(フットボールアワー) ゆりやんレトリィバァ 六代桂文枝※中退