データ
概要
阿倍野筋の併用軌道上に阪堺電車の電停、その地下にOsaka Metroの駅がある。
電停としては1910年(明治43年)10月に南海鉄道(現・南海電気鉄道)上町線の開通と同時に開設されたのが始まり。
阪堺電車の電停は南海時代に「南海平野線」があったころに分岐電停として機能しており、1980年の平野線廃止に伴い平野方面への代替駅として大阪市営地下鉄谷町線の駅が開設された。なおこの年に軌道線が南海から阪堺電車へと経営譲渡されている。
Osaka Metroの駅はシールドトンネル区間にホームが設けられている。改札は2か所で南改札はあべのベルタ、北改札はあべのキューズモールに地下でつながっている。なお地上へのエレベーターは地下鉄構内には無く両施設のそれを使用する形となる。
阪堺電車のほうは阿倍野筋の拡幅に伴い、2016年12月3日に軌道の移転と電停の移転が行われ、屋根付きになった。
なお次の天王寺駅は連絡通路はあるものの、阪堺電車とOsaka Metroの乗り場がJR大阪環状線を挟んで離れている構造であるため、この駅で乗り換えた方が便利である。
また当駅から阿倍野筋を200mほど直進した場所に近鉄の大阪阿部野橋駅がある。
(高層建築であるあべのハルカスを目指すと分かり易い。1Fが近鉄駅である)
ホーム
- OsakaMetro谷町線
島式1面2線。
- 阪堺上町線
相対式(千鳥式)2面2線。平野線があった頃は4面4線だった。
隣の駅
- OsakaMetro谷町線
←(T27)天王寺駅 / 文の里駅(T29)→
- 阪堺上町線
←(HN01)天王寺駅前停留場 / 松虫停留場(HN03)→
- (参考)南海平野線
南海平野線の停留場は廃止時のもの。
(恵美須町発着)
←飛田停留場 / 苗代田停留場→
(天王寺駅前発着)
←天王寺駅前停留場 / 苗代田停留場→