「陽炎型1番艦の陽炎じゃ!うんうん、そなたは有能そうな指揮官じゃな!吾輩とともに進むのじゃ!」
CV:谷野悠里子
はっはっは〜今日の概要もしっかり振り返るのじゃぞ〜
大日本帝国海軍の陽炎型駆逐艦ネームシップ「陽炎」を擬人化したキャラクター。
作中では東方の国「重桜」の艦艇として登場する。イラストは哈路卡(ハルカ)が担当。
中国語版での初期設定での名称は「萩」。
レアリティがRなため割と出やすい。そのため建造不可という特徴も大した問題にならない。
赤加賀掘りを続けていると、自然と限界突破に必要なぶんも集まってくるだろう。
R艦でありながらSR艦に匹敵する性能の持ち主であり、特定艦掘りの副産物としては十分すぎる存在。
当初はボイスが付いていなかったが、後のアップデートにてCVが実装。谷野悠里子氏により、ふわっとした可愛らしい声が聞けるようになった。後述のキャラクター像から、少しこのタイプの声は意外だったという声もあった。かわいい。
キャラクター像の前では光ですら曲がるのじゃ!
のじゃロリ、と見せかけて一人称は吾輩である。退屈になると妹たちとお出かけしたくなる。
明るい性格で、不知火からは「光」と例えられている。
自分が陽炎という存在であることに自負心を持っているが、指揮官のことを自身よりも高く評価している。
また、不知火によると、陽炎は妹たちからかなり慕われているらしいが、その明るさから1人で張り切りすぎて、妹たちを置いてけぼりにしてしまうこともあるそうだ。
容姿とは成長の道標じゃ。伸びたところをしっかり確かめるがいいぞ
頭上におもちみたいな謎生物を乗っけている。
衣装は一見すると振袖のように見えるが、胴体部分は首からかかった紐で固定しているだけで、肩が大きく出ており、脇もチラッと見える。それに伴って両袖が分かれているが、どうやってその状態を保持しているかは不明。下半身はスカートやガーターベルトなどで比較的現代的。さしずめ和風魔法少女といったところか。
重桜艦おなじみの動物要素はピンと立ったウサ耳。
ちびキャラだと時おり目が三白眼になる。このインパクトのある顔芸は、ゲーム内チャットのスタンプの1つの「それな」にも採用されている。
艤装は直接身に着けるのではなく、自身のそばで活動させるタイプ。陽炎のそれは連装砲ちゃんめいた存在。下側が幽霊のように揺らめいている。付喪神のようなものだろうか?
常に荒ぶっており、制御用なのか犬用のリードのような紐がつけられている。
ハロウィンイベントに際して販売された換装(着せ替え)スキン「南瓜諸聖祭じゃ!」では、艤装が二体になり、頭にジャックオランタンを被り、目ン玉のとこから砲台が飛び出、口からいつもの顔が覗く、という大きな変化を遂げる。
本人の姿も大きく変化し、かぼちゃパンツに、胸を中心に巻き付けた包帯、そしてエレバスも来ているようなマントを羽織る、という出で立ちである。ちなみにこのマントには重桜のマークが描かれている。この着せ替えでは、普段は見えていなかったうさぎの丸い尻尾が確認できる。上半身は胸回りに包帯が巻きついているだけなので、驚くほどに露出が増える。
性能はまだまだ強くなるのじゃ!
全弾発射スキル以外に持つ二つのスキルはどちらも魚雷関連のもの。
- 「雷撃指揮・前衛」:前衛の三人の雷撃術値を上昇させる。
- 「次発装填」:魚雷発射時に低確率で二撃目を即座に放つ。
重桜の駆逐艦は雷装が強力なキャラが多く、陽炎は前衛のバフスキルも持っているので、やはり編成するとすれば魚雷の強い駆逐艦と組ませるのが良いだろう。
敵艦船での吾輩に用か?
ゲーム内で敵として登場する「カゲロウ」は「シラヌイ」とタッグで登場することも有るが単独、或いは別の娘と組んで登場することも少なくない。最初のころは時折魚雷を発射する以外は通常弾幕をばら撒く程度と賑やかしに近い性能だが、中盤以降は自機狙いの4Way魚雷を三連射(しかも二射目だけ速度が違う)するという絶技をぶちかまし、こちらの逃げ道を塞いでくることがある。特に至近距離で喰らおうものならレベルが近いとこのコンボで前衛艦隊壊滅という悲劇が現実となりかねない危険性を孕んでいる。加えてどのタイミングで使ってくるかはランダムで、沈められるまで使わないことも有れば出現直後にかましてくることも有る。幸い自機狙い4Wayなら下手に動かなければ絶対に当たらないので落ち着いて対処すれば回避は難しくはない。どちらかというと自立戦闘時の事故が怖い相手といえるだろう。
アニメ版での活躍
第8話に台詞有りで登場。
7話にて突如始まったアズールレーンと重桜の大規模戦闘に参加していたらしく、だいぶ疲れている様子だった。陽炎の乗っていた船には瑞鶴や加賀などの中心メンバーたちを始め、白露や阿武隈、長良、五十鈴などの面々が乗っていた。
白露と阿武隈の3人で今後の行く先を不安そうに話していたほか、時雨に何がどうなっているのか、と聞かれた際には「吾輩が聞きたいくらいじゃ。まるで幻でも見ているかのようじゃ...」と答えており、赤城の推し進める「オロチ計画」の底の見えなさを浮き彫りにするものであった。