概要
YouTubeチャンネル作品のひとつ。
本来は『アースとマーズの館』であったが改題される。
2chで囁かれた実話を基に、宇宙人であるアースとマーズが地球人の男女の縺れをLINEや映画を通じてコメント、もしくは当事者の側に寄り添い苦言を呈する。基本は1話完結であるが、前後編、前中後編も存在する。
実際の動画はVYONDが用いられているが、サムネイルにはカスタムメイド3Dのキャプチャー画面やフリーのイラストが使われるものの、スターシステムを導入しているチャンネルでは珍しくどのサムネイルも動画中のキャラクターとは一切無関係の別人が使われている。
当初は女性(妻、恋人、婚約者)の浮気や不倫に激怒した男(旦那、恋人、婚約者)が感情のままに復讐する。(処刑用)BGM『12345』『ハルジオン』が掛かると開始され、その怒りを通り越した怒髪天や阿修羅と言える形相のまま相手を制裁、された者も地に堕ちた死霊の如き姿で徘徊するなどホラーテイストに満ちている。同時に性的表現・描写が若干あり、初期投稿作品の殆どは意味を知る知らないとで成人指定と言うべき投稿作で視聴者を選んでしまう為に注意が必要である(総集編の場合、それらはカットされている)。
現在でこそ「スカッとする話」を称し、当初よりは大分オーソドックスなスカッと系に寄せた(それでも他チャンネルと比較すれば充分邪道を往っている)動画が公開されているが、当初は主人公が狂ったまま話が終わるパターンも少なくなかった。
最近の投稿作品では女性主人公での制裁が多くなり、21年3月に主要人物としてマーキュリーとビーナス、地球人のモクシとジンが、6月上旬でリン、つぐむが追加。下旬以降ははじめてDQN側が個人名キャラクターとして追加初登場する(間男はアイスの銘柄、汚嫁はアイスのありきたりな名称・味や果物)。
しかし、21年8月以降は主人公達を更に不幸に貶め様と暗躍する第三者が登場。複雑になり始めた人物相関やミステリー要素が視聴者コメントで不満&不安要素が多々寄せられ、初心に帰るとの見解に至る。
初心に返る一環として、オープニング・エンディングはチャンネル名を『隣人の黙示録』に改名した際に使用していた物に戻され、スターシステムキャラは毎回ではなく不定期登場、ミステリーパートは本編から独立したIFパート扱いとなったが、スターシステムキャラはまもなく毎回登場の路線に戻されている。その背景として優柔不断なゲスト主人公がグズグズしている内に悪役に逃げられる打ち切りバッドエンドの動画を公開した所、高評価自体の数字が低い上にその高評価に迫る数の低評価を付けられてしまった事が恐らく原因になっている。
一見問題なのは動画の内容に思えるが、スターシステム導入前にも優柔不断な主人公は登場していたが、現在ではスターシステム導入後の悪役を完膚なきまでに叩き潰す展開が既に定着していた事からゲスト主人公は不安要素として撤回したものと思われる。
余談だが、上記の動画の前日に公開された動画はスターシステムのモクシ回であったが、こちらでもモクシが段取りを組まなかった上に不確定要素で取り乱す大チョンボを犯してしまい、試合に勝ったものの肝心な勝負で負ける(=事実上の制裁失敗)結末になってしまった。こちらに関しては多くの低評価をつけられたりモクシの立ち回りにツッコまれる事はなかった。
更には最近の投稿動画には評価が受けられない状態が続いていたと報告動画を投稿。卑猥過ぎる台詞や内容が多用されていた事が原因で、7月21日以降は『隣人のスカッと修羅場劇場』としてチャンネル解題されるも、『黙示録』自体は人物のビジュアルを美形化した漫画系制止絵に変更され、宇宙人側の容姿も落差が有り余る程に美男美女と化した。
登場人物
宇宙側主人公
・アース
「この豚野郎!」
桃色髪の女子学生。同色の眼鏡を掛けるが、瓶底メガネの時もある。地球でケーキ屋のバイトを始め、リンの店リストランテ『阿修羅』でモクシやジンとも親しくなる。
・マーズ
「ウチをいじめないで!」
黒紫髪の女子学生だが、肌の色は薄灰色と宇宙人だと認識させる。よく教室や野外でアースとつるむ。外面は良いが、二畳一間のアパート暮らし。ジンやリンの顔や性格を好む八方美人。隠れる気が毛頭無い。UFOの製作に余念がなく、一度は飛行できたが墜落。TVで顔を晒している。
地球人のDQNに対して興味は在れど怒りが存在しない理由からボスに拉致され、その期間登場しなかったが、理由は後述。
・ネプチューン
白髪の海王星人。アース達よりも年上の男性で友人。
たとえ被害者である主人公であっても踏ん切りがつかない優柔不断な人物だったりすると容赦なく辛辣な苦言を呈する。
・キューブ
眼帯、ボサボサ髪の男性。ネプチューンとよく絡む。妻帯者。
・ビーナス
「このクソがっ!」
頭そのものが機械な金星人女子。マーキュリーの友人。アースとも絡む常識人。見た目に反して料理もできるが、移り気見な恋人に独占欲や自意識過剰も持ち合わせる。一時期登場しなかったが、22年4月下旬に再登場。自称「金星人」として、素顔のままモクシに不倫現場突入の手助けを間接的にした。IFではふたりのネカマを引き連れ、宇宙製の薬物でDQNを潰す裏の顔を持ち、その後の間男たちの末路の情報すら入手する。ビジュアル変更版では金髪ケモ耳に。
・マーキュリー
「さぶっ!」
水色のパーカーフードを被った青色長髪の水星人。ビーナスの友人。天涯孤独の身の上で、ゲーム関連で就職したいらしい。好きなものは唐揚げだが、地球人の女の子にも興味津々。一度見たら10年は忘れない記憶力の持ち主。一時期登場しなかったが、22年4月頃より再登場を果たし、リストランテ『阿修羅』の常連として登場。リンやジン達を影からDQN退治の手助けをする。『サブ男』と言われると怒る。
ビジュアル変更版では短髪。
地球人主人公
男性主人公には娘が居る場合があるが、実子・養子のいずれにおいても同じ容姿(モクシの場合は名前も)をしている。
・種田モクシ
天パの地球人男性。部屋着は略黒のタンクトップと水色のハーパンスタイル。アース達が見ているLINE系動画で主人公を務め、毎回湯船に浸かりながら視聴者に今回の出来事を語りだすのが定番。温厚で耐える系男子だが、女性からのモラハラや寝とられで堪忍袋が切れて復讐する。義実家家族だけでなく実子すら(善悪の区別がつける年齢で、切っ掛けさえあれば)同罪と判断し、容赦なく切り捨てる。ジンやロクと共演した時は弁護士として協力、リンのリストランテ『阿修羅』にも出入りする常連。
『モッくん』と言う犬を飼っており、奥さんと数匹の子供の親になる。ミステリーパートにおいて毛を全て抜かれる動物虐待の被害に遭ったが、このショッキングなシーンをきっかけにミステリーパートに賛否があがる様になり、この出来事は一時期なかった事になる。
口癖にはキレ顔のまま「怒らせ…るまでもない!」とフェイントが入った(この回ではモクシ自身は何も手は下さず、DQNが自滅する事を読んでいた)り、モクシの子供が発したりする事もある。
キレ段階においては赤目(第一段階)→異色肌(第二段階)
クウと言う名の青髪碧眼の娘が居る場合がある。
・ジン
「不幸の果てに突き落としてやる!」
「チェ〜ック、メ・イ・ト♡」
銀髪の地球人男性。眉目秀麗だが、寝とられやモラハラ、パワハラ、浮気不倫が発覚した場合の制裁は地獄の果てまで徹底的に追い詰め容赦しない。
キレ段階においては赤目(第一段階)→ゾンビ顔(第二段階)
口癖には「不幸の果てには…絶対に突き落とさない!」(本チャンネルでは珍しく復讐物ではない内容だった)とバリエーションもある。「チェ〜ック、メ・イ・ト♡」もDQNを突き落としてから使う(本来チェックメイトは突き落とす前、追い詰めた時に使う言葉)。
実は21年3月以前にも既に主人公格として登場しており、削除済の動画にはDQN女ではなく自身の精神が砕かれ、復讐の狂気に駆られ廃人化した事もあった。
天然パーマのかかった黒髪の娘・またはナナと言う名の頭に黄色のターバンを巻いたツリ目の娘が居る場合がある。前者は彼女そっくりの間男が登場している。また、クウが登場する前はモクシの娘として「お前は遂に私を怒らせた」を披露。
また、一度だけだが肌が黒い、明らかに[[生い立ちが怪し過ぎる息子が居るifもあった。
・リン
「この肉の塊が!」「俺は阿修羅になるッッ!」
「地獄のツアーに招待してやる!」
オールバックに口髭、赤いハイライトが入った髪色の地球人男性。沸点が早く弁護士からのアドバイスをも無視してでも暴力に走り牢獄行きも辞さない。全てを地獄へ突き落とす阿修羅になるも、汚嫁の事情を何も知らなかった間男には慰謝料を取らず、寛容に許し、汚嫁にネグレクトされた子供の幸せを願い涙脆い処も。『リストランテ 阿修羅』なるレストランのシェフだったり、愚兄、弟が居るIF、『阿修羅』なる鶏も飼っているIFもある。
キレ段階はジンと同様。
ウェーブがかかったオレンジ髪の、パチクリ目の娘ゴウが居る場合がある。
・ロク
「貴様…この世から跡形もなく消し去ってやるぞっっ!」「無礼者めがっ!」
「貴様を…成敗するっっっっ!!!」「怨っっっっ!!!!!」
興信所所長が秘密裏に試験管培養している存在。紫の髪にバンダナを巻いた袴姿の男性の容姿をしている(偶にフリンジ付き洋服姿も有り)。モクシ達が発するDQNから受けた仕打ち(怒りをはじめとした負の感情)を抽出。純粋悪として産み出された。彼が居る部屋にはモクシら3人が揃って居なければならない程厳重なセキュリティを施されているのは洗脳チップの不具合からの狭間に揺れる所長の記憶からくる抵抗であった。
培養槽から出たものの、感情は無表情でしかないが、思考は至極まともで、ジン達とも打ち解けた事で実験そのものは失敗作と云える。
22年1月中旬から初主役として登場するも、やはりDQN妻と間男との浮気でやり場の無い怒りが噴出するが、同時に周囲の者達も連鎖的に怒り出すので、特殊能力は限定的でも発動している。
キレ段階においては灰色目(第一段階)→ゾンビ顔(第二段階)
後にジウと言う自身の髪色と同じ娘も登場。叔母が舞踊の本家のIFもある。
・つぐむ
「黙ッッ!黙ッッ!黙ッッ!」「黙らせてやるッッ!」
「黙れッッ!」「口を噤んでやるッッ!」
オレンジ色のショートヘアーをした地球人女性。法的処置を逆手に取り旦那や間女に制裁を下す。
DQN
原点回帰前に殆どリストラされたが、たまに復活。
・ラム
女DQNのひとり。容姿が『今日のLINE』のみくるに近いが、髪色はピンク。娘役もこなし、夫が居るにもかかわらず不倫、罵倒を連呼する。発覚しても、慰謝料は自分が貰うものと主張する守銭奴。
・ベリー
女DQNのひとり。ラムとデフォルトは同じだが、髪色はオレンジ。モクシやジンの金だけを目的に接近し、私物を売り払い、モウを彼ら以上と陰口を叩き不倫する。
・シャーベット
・モカ
女DQNのひとり。語尾に「どうする?×2」と自分優位な二択ばかり優先させる。
・バニラ/ミキ
女DQNのひとり。赤髪に褐色肌で眼鏡をかけており、追い詰められた時には突然歌い出す。唯一改名されたキャラだが、モブも勤め、改名後にアップされた過去動画の再アップでは改名前のまま準レギュラーDQNとなる。
追い詰められると顔が真っ黒(黒人とかではなく文字通り)→痩せこけた真っ白(文字通り)の顔となり、その形相はまさに焼き殺されてから成り果てた白骨死体の様。時には主役4人を四股。時には自身が亡霊、メンヘラとなって襲い掛かる。
・ソウ
男DQN。灰色の短髪オールバック、眉無し、タンクトップ、ハーパン、左腕にタトゥーを入れている、骸骨を彷彿させる不気味な顔立ちをしている。
テンプレ通りの素行の悪さでモクシ達から嫁を略奪するが、不幸のどん底に突き落とされても酔ったまま激昂して突、主人公を襲撃する執念深さ。警察の警戒網も掻い潜るも凍死。大病を患い自ら寿命を縮める行為もして地獄に落ちるパターンもある。
・ピノ
細身のアフロDQN。
・モウ
中肉中背の男DQN。髪先が某電気ネズミ。おかっぱでマスクを常備するが、素で不細工。基本は主人公の上司役。当然ながら汚嫁が勤める会社の同僚や、愛人として貶め事実を暴露されてもシラをきり続ける。
・クーリッシュ
褐色肌のおかっぱDQN。主人公の義兄役やモブも勤める。
・モナカ
イケメン系間男。
・ダッツ
イケメン系間男。
第三者
・ツルハケ ハンゾウ
通称、つるっぱげ弁護士。
モクシ達が毎回離婚調停にお世話になる事務所の所長。室内ではスキンヘッドを晒すも、外出時は長髪ドレッドヘアのカツラを被る。怒りを剥き出しにするとリンやジン同様のゾンビ顔になってDQN相手でも容赦なく論破する。好みの女性は『強い女』。
また、弁護士以外にも警官や医者としても同一動画で登場する事がある。トリプルワーカー…は警官の副業はNGなので双子の兄弟?
・ボス
興信所の所長。主人公達の浮気調査を依頼され、DQN妻の浮気を探し廻る。何故かマーズが翳すスマホアプリには地球人にもかかわらず何も感知しない。
とある挿話のジンに何らかの処置を施しているが、何故か尾行の最中の記憶が抜け落ちている…
外宇宙の組織から極秘裏にDQNに虐げられた人の負の感情だけを持った存在を産み出すように依頼されたが、記憶が改竄されている。疲れから一時的に疲労が溜まり眠りに落ちていた。
その正体はマーズの実父で、黒幕に技術者としての能力的を狙われ記憶改竄チップを埋め込まれロク創造に携わっていた。
・ボスの息子
興信所所長の息子。主人公達の周辺を嗅ぎ回り、更に不幸のどん底へ落とそうと蛇の如く執拗に暗躍する。ただ、父からの命令に従っているだけで、目的の全容を全て知っている訳ではない。
だが、彼こそがボスをチップで洗脳した黒幕で、顔面蒼白な表情こそ実体。マーズ親子がいた船内を襲撃し、父親を拐い製造の手駒にしたが、不確定要素ばかりで妙な行動ばかり続けていたものの、ロクの予定内より早い誕生には喜んでいた。
真名はイチ。計測値が53万を表示する。
・石鹸の国のオーナー
砂漠の国の格好をした泡の国の経営者。ジンやロクと絡む場合が多々。男を好む同性愛者であるが、好き嫌いがあるらしい。「フォーッフォッフォッフォッ」と奇声を上げる。
・女王
SM界隈で有名な女性。
・キン&ユウ
闇金に属する二人組。ドレッドヘアがキンで、色黒ヤンキーが
ユウ。ヴィーナスとも知り合い。
別名・表記ゆれ
アースとマーズの館:固定DQNキャラは登場しない。