内容
2020年1月15日に登録。YouTubeのチャンネルに登録しているLINE系のスカッと動画。CVは『今日のLINE』でみくるやあけみなどを演じている仲谷色華が全て担当している。当人が本編に当人役で登場、レギュラー陣と会話した回もある。
様々なDQNが周囲の人々を困らせた果てに逆襲されて自滅していく様を短編アニメ風に描くというポピュラーな内容だが、個性際立つキャラクターと、パターン化されながらも新鮮味あるストーリー構成や端々に出るギャグ描写の相乗効果により、他チャンネルにない独特な面白さで人気を集めている。法律等の間違いについても「現実では間違っている部分があるのは承知していますが、この世界ではそういう法律になっているものと思ってください」ときちんと断りを入れ、純粋に「フィクション」として楽しめるように配慮がなされている。
チャンネル名のアンフェア大学とは、「理不尽でアンフェアな非常識人たちの母校」といった意味合いであり、「作中に登場するDQNたちが全員その出身者である」という設定が明らかにされている。
当初は1話完結型形式で特定の主人公は存在していなかったが、現在は実質的な主人公格の餡子・アン太郎を含めそれぞれの主役回に登場する固定キャラが存在する。
20年10月29日回より、ゲストDQNが意味不明な退職した理由が追加されたが、会社に属していない人間が転落した理由も増えてたりする。すっ飛ばす視聴者が多く居た理由から単発方式に変更。
毎日13時に新規動画を配信していたが、2022/6/26/に「諸般の事情により、配信が毎日から
2日に1度になる」と公式からアナウンスされた。タイトルが「大切なお知らせ」、サムネが黒バックに白文字のみとこれまでにないものだった為、視聴者は「もしかして…」と最悪の事態を想定したが、更新頻度が落ちるというお知らせだったため杞憂であった。
現在は2日に1度の新作の更新に、過去作の再放送が挟むことで従来と同じ更新ペースを維持する形で落ち着いている。
関連チャンネル
破滅のスカッと
2020年11月30日登録。「アンフェア大学」の派生チャンネルであり、スカッと系YouTubeチャンネル作品の1つ。
アンフェア大学院
2021/12/28 に登録。「アンフェア大学」のサブチャンネル。ミナミの華麗なる罵詈雑言集や部長・足立の名場面集などをダイジェストでまとめた動画を配信している。
登場人物
餡子編
餡子
当チャンネルのメインヒロイン。現在のアイコンにもなっており、コメントへの返信も彼女が行っている。
某お菓子会社(子会社)B社企画開発1課に所属するOL(副職で人気YouTuberのあずきチャンネル名義もするVerも)。派遣社員から猛勉強の末に本社員に採用され勤務。平社員よりも待遇の良い上役の立場にいるが、主任に出世していることもある。
実家や家族構成は普通の家庭、老舗旅館、スポーツジムなど様々で、家族は毒両親と毒姉(両親、兄、兄夫婦、弟、弟夫婦、母妹Verもあり)で、高校在籍時に知識の低さや、容姿を全否定を理由に家を追い出され、親戚筋に転がり込んで出奔した過去があった。
・・・かと思えば、極普通のまともな家庭に生まれ良識人の両親に恵まれていたり、娘のつぶ餡がいる一方で特定のエピソードでは独身であったりと、彼女の家族関係周りはエピソードの内容次第でホイホイ変化する。
この件については「家族がDQNというパターンを考慮し、設定を固定することでエピソードの幅が狭められてしまうのを防ぐため」としている。ある種のスターシステム的なものと考えればわかりやすいだろう。
体重は三桁越え。必殺技は、体重を利用して相手にのしかかる『マシュマロ・プレス』(脂肪で柔らかく包み込む為、のしかかられた側が負傷することはない)と巨体を揺らして振動を発生させ、相手の動きを封じる『マシュマロ・パルサー』(ただしマシュマロ・プレスが複数回に渡り使用されているのに対し、マシュマロ・パルサーの使用実績は1回のみ)。得意料理は唐揚げで、足立をはじめ課の同僚らからは大好評(後述の切っ掛け)。昼飯は重箱が3つで、同僚とのおかず交換もしている(時には外食通いも有り)。以外にも下戸でお酒の類いは全く飲めず、居酒屋に行ってもコーラをジョッキで注文する。
ぽっちゃり体型に赤いメガネ、2つのお団子ヘアが特徴。見た目通りの大食い。食べるのが大好きで、それ以上にお菓子好き。自室とは別に『お菓子部屋』なる個人専用部屋を備える。飢えてる時は暴走し、周囲は誰も止められない。
趣味と実益から、お薦めスイーツを紹介するブログを立ち上げ毎回更新(プライベートではとある一件で不定期)。彼女の思い付きから数々のヒット商品を製品化させるが、時には自分も嘔吐する組み合わせによる激マズの試作品をも作ってしまうことがあったりする(ちなみに、それをDQNへの攻撃に利用した回もある)。
DQNからその体型をバカにされるが、内臓脂肪は全然無く皮下脂肪しかないお相撲体型でしかなく、「動けるデブ」を自称。対象を『頭がフォアグラ(脂肪肝の塊の如くエゴの詰め込みで灰汁が強い頭の思考が斜め上からくる超論理的思考の持ち主=要するにDQN)』と揶揄する。気配を消せる特技があり本人は全く気にしていない、またその都度DQNに「飴ちゃんいる?」と聞いては「いらない!」と返されるのがお約束。DQNとの会話中にお菓子をバカ食いするのは糖分補給のためで、思考の回転を良くして反撃の策を練る。時には色黒の悪魔黒餡子と、色白な天使白餡子が脳内に現れる。例え血縁関係の身内だろうが、学生時代の同級生だろうが気が引けつつも容赦しない(最近は白餡の方がいろんな意味で黒いことが知れ渡りつつある)。
本人曰く「誇りのあるデブ」であり、食べたいものはすべて自分の稼ぎで賄うことをポリシーにしているため、人に集っていい思いをしようと目論む人間が嫌いである。
問題が解決した際には大好きなお菓子を買い漁り、バイキングや物産展、食べ放題フェアに行くことが日課となっている。毎日5回のおやつで五キロは太る。時には段ボール数箱を1回で同僚たちと食い潰す。コメント欄で糖尿病の心配をする声も上がっているが、本人曰く「心配していただけるのは有難いが営業妨害なので気にしないでほしい」だそうだ。
派遣から正社員に昇格して間もない頃は物産店巡りは車で行っており、自分の収入でお菓子が賄えるようになった喜びから大食いしまくって急激に太りすぎて息切れしてしまうほどに動けないデブだったという意外な事実も明らかになった(健康面や身だしなみに厳しいお局からの指摘で物産店巡りは徒歩でいくようになり、体力面も鍛えられて動けるデブとなった)。
現在は足立・藤堂・ミナミの仲良し4人組(2人組・3人組)で登場することが多い。遠出の際はワゴン車(2代目AITH=Anko In The Hyper-wagonの略。読み方はアイス)を運転する。
動画の締めくくりとして足立や藤堂を食べ放題に誘っているが稀に逃げられ、ある時は開発プロジェクトのリーダーや課長に昇進する。毒母の料理が栄養バランスの偏った食事ばかりで自身が行わなかった料理作りを始め、モデルを始めたばかりの姉用に作った(作らされた)ダイエットレシピを基にした『餡子のお弁当レシピ』も出版され、重版する人気(本来は足立からの企画から立ち上がりSNSにも掲載されたものを集めたモノ)。周囲の知り合いにはニートやら引きこもりやら貧乏人と思われているが、庭付き一戸建てのマイホーム(マンション住まいも有り)で、貯金や貯蓄は驚く桁。その大半は自身の食費とお菓子代に消える。
社内ではマイペースでありつつも、仕事をサボらず周囲の和を壊さない社会人としての誇りとモラルは持ち合わせる。身内にDQNが多いものの、それ以上に親戚や周囲には彼女を気遣い、容姿や性格、人柄を批判せず肯定する心ある人物達(元同僚、元上司、懇意にする提携社社長)もまた多い。
足立
餡子とは同期入社の同僚であり彼女の友人メンバーに於いて登場数が一番多い大卒のサラリーマン。立場上は他部所(挿話によって餡子と同じ1課)で彼が主任、時には人事部から中途採用の採用面接官として助っ人される。またアン太郎とも旧友の仲らしく彼の主役回にも出演したことがある。ハイチュウ派であったが、餡子が餡派へと強制転向させた(といっても無理やり宗旨替えさせられたわけではなく、彼女の飴ちゃんが美味しいのでどうしても手が伸びてしまう)。
仕事に対して真面目であり社交的で、餡子をはじめとした友人が多いものの20代の実年齢の割に頭頂部のほうが…。このため好きな食べ物はワカメで、育毛剤を常備社内に持ち込んでも、生えてこない(DQNに過剰にデコられた育毛剤をプレゼントされたことも)。今でこそ頭周りのことでいじられても平然としており時に自分でネタにすることすらあるが、ちょくちょく登場するようになって間もない頃には自分の頭を間接的にネタにされて声を荒げて怒ったことがある。
会社には自動車通勤する。後に他のデコ光の同僚と『若ハゲ会』なるものを結成。量子力学、臨床心理学など多方面で造形が深く、一度会った人物は覚えている記憶力や交遊関係も含め、そこら辺も謎が多い。ビタミン切れを起こすと何をしでかすか解らない。休日はアニメを鑑賞するオタクだが、否定されると「お黙り!」「ちくりんぼだよ!」と激昂して逆鱗に触れた者は美女であろうと容赦ない。DQN供の言動から、いち早く真実に気付き立ち回りの良さから餡子からは知将と頼られている。
制裁の〆は悪あがきするDQNを彼が「おだまり!」と一喝、怯んだところにミナミが「ざま~みろ♪ざま~みろ♪」と追撃、部長が「ひゅっひゅ~」と囃す「一連のコンボ」が決まるのが定番だが、ここ最近では藤堂の赤い光を帯びた眼差しによる静かな一喝に怯んだ相手の叫び後越えを「おだまり!」の一喝で黙らせるというコンボが定番化している。
また2024/1/1の動画で餡子の「マシュマロ・プレス」のような必殺技『恒星拳』(動画の描写から察するに藤堂が照射したサーチライトの光をデコで反射させ、相手に浴びせる技っぽい。曰く「(藤堂との)初めての共同作業」)を炸裂させ、迷惑系You tuberを妄信する半グレ集団を無力化した。
動画の締めくくりに餡子から食べ放題などに連れられるが何回か逃げたこともある。
あまりにも餡子と仲が良いため周りから交際疑惑を持たれることもあるが二人揃って否定する。当人は「熟女キラー」だと豪語。しかし近頃の動画ではソッチ疑惑の可能性があがっている…。
藤堂曰く「結構モテる」。
藤堂
餡子の後輩で友人のひとり。大卒のサラリーマンで足立の部下、人事部から面接試験官にも。赤茶髪のイケメンであり仕事もできて裏表のない優しい性格から先輩後輩問わず女性社員に絶大な人気を誇っている為に女DQNの標的に晒され易く不本意ながらも「フォアグラホイホイ」と形容される。噂の出所やネットの情報収集担当。機械系に強く、運転免許を取得。足立が遠方へ出向する分は彼がサポートする。自宅通勤ではなく、総務部に属する男性用独身寮から通う。
作戦実行中に糖分を切らすと、重役にDQNたちの悪行をメールのCCで送りつけたりと、地味にエゲツない行動をとる(むしろわざとらしく振舞っている節もある)。そのため餡子から飴ちゃん貰って糖分を補給するも、最近腹部の皮下脂肪が太り始めたのを気にし始めている。
餡子ほどではないものの食べることは大好きだが、ナッツアレルギー持ちで事情を知る餡子らはメニューや材料表示を含め徹底して食べさせないように細心の注意を心掛けている。甘い物不足に陥るとスマホ機能で盗聴、盗撮写真、スクショを社内や周囲のLINEやSNSに拡散させ、襲われた場合は伝説の顔(通称:レッドアイズ)と凄みの台詞でDQNを脅し、登場頻度を加速させる。
動画の締めくくりに餡子から食べ放題に連れられることもあり、初期は逃げることがもっぱらだが最近は普通に付き合っている。チーム餡子のメンバーで唯一動画のイントロに顔を出していなかったが、2021/6/9配信の動画にて遂に登場。ただし、のっけから発言が怖かった為、餡子のツッコミによって中断させられた。
初登場からしばらくの間は一人称が「俺」で声のトーンも低く男性的だったが、しばらくの後、一人称が「ボク」になり、声のトーンもやや高めの中性的な声質に変わった。これについては中の人曰く「レギュラーキャラになると思っていなかったため、レギュラー入りを機にキャラづくりを見直したため」とのことである。
ミナミ
この回から初登場。餡子たちの後輩で友人。高卒の新人ギャル。小麦色の肌に金髪のポニーテールが特徴の美女。家族は母と兄、結婚している姉と父親。
餡子が彼女の新人教育係を担当していた時、物産展巡り好きをアピールした事が切っ掛けで意気投合した経緯から自然と信頼関係が出来上がっていた。
その愛らしいルックスと愛嬌の良さから男性社員に大人気である(故に男DQNの標的に晒されることもある)。見た目や言動的に頭がお花畑と思いきや、女性関係方面からのSNS関連の情報収集は早く、DQNを誘導するデコイ役も務める。
DQNから嫌味を言われてもケロリとして聞き流し自分絡みで流された悪質な噂にも動じない餡子以上の鋼メンタルの持ち主で、DQNには一切の容赦がない。
地雷ワードを聞くと「ヒューヒュー」「そこんとこを特に」と騒ぎ立て、「それな!」でY字バランスをとり、DQNに対し相手からの攻撃に反撃するより前に「頭の思考回路をドブに捨てた」などと吐き捨てて先制口撃し、窮地に追い込まれたDQNを露骨に煽り立てるなど、攻撃的な毒舌家の一面を露にする。DQNには噛みつかずにいられないタチで、相手が取引先の担当者であっても(一線を超えないよう抑えつつも)平然と皮肉を口に出してしまったりと、とにかく躊躇がなく強い。
本人曰く「自称罵詈雑言オタク」だが、大切な人たちをDQNに踏みにじられた際には激怒して積極的に排除しようとする意志を見せる、仲間思いのいい子である。また罵詈雑言といっても冷静に言葉を捉えればれっきとした正論ばかりであり、フォアグラの隙や弱点を的確に突いているという点では、ただ相手を貶すだけの罵詈雑言とは一線を画している。
見た目や口調こそギャルらしく軽いノリで毒舌ぶりも容赦ないが、餡子同様、社会人としての礼節はきちんとわきまえており仕事もしっかりこなすため、周囲の信頼は厚く、後輩の教育係のみならず企画開発担当や倉庫部署の責任者などの大役にも抜擢されている。
彼女も餡子と同レベルの大食いで食べる事(特に珍しいパッケージイラストのお菓子)が大好きで、女二人で買い物やスイーツバイキングに赴く事もある。しかし餡子のように激太りすることはなくむしろ痩せている。
好きなモノはトンカツ。料理はお粥くらいは調理出来る。虫の類いは平気で、田舎の祖父からの影響でイナゴの佃煮も食せられる。
動画のイントロを務めた回では途中で遮られた足立・藤堂と違って最後までやり切っており、その際に罵詈雑言語録のような本を所持している様子が明らかにされた。
立て板に水の如く繰り出される華麗にして崇高な罵詈雑言に魅せられた視聴者は多く、2021/12/08に彼女のフォアグラに対する罵詈雑言だけを集めた動画が配信された。
パート1、とあるので、今後もシリーズとして配信されることが期待される。
つぶ餡
餡子の娘。4歳で幼稚園に通っている。
OP、EDには出てはいるものの、上述のシナリオパターンの都合もあって本編では現在数回しか出演していない割とレアなキャラ。
部長
餡子たちの上司で高卒のサラリーマン。足立、藤堂や彼女を含め期待の星だと太鼓判を押し、信頼、騒動後に彼らを食事に誘う事もある。登場する度に餡子達と共にDQNからの被害を被る。(一度だけDQNを庇い、餡子を責めるという失態をやらかしたことがある。もっともその時は現在と違って、はっきり名字が設定されているのでそっくりなだけの別人かもしれない(笑))
自身が企画立案した飴は現在も売られている(飴子も個人で持ち歩く)。
少々頼りないが決めるときは決めるため、餡子たち部下からは尊敬されており、当初こそDQNの勢いに押され気味だったものの、部下たちの活躍に触発されてきたこともあってか、DQNに対しても物怖じすることはなくなった。
最近は足立の「お黙り!」の台詞や、藤堂の伝説の顔、凄みの言葉も気に入っているが、タイミングを逃す場合が増えた。二番煎じが強いためか、独自に「はて?」や「しょんぼりんぼだよ!」を生み出した。何度か単独で『お黙り!』をキメたことがあるが、うち一回は本人が意図していないにもかかわらずあまりにベストタイミングで決まった為に言った本人が腰を抜かす、という事故のような事態に陥ったことがある。それ以外に片親で育った部下を侮辱した新郎父には足立の「お黙り!」の後に「お黙り!」を連発して腰を抜かせたり、一連のコンボを一人でこなすこともある。
近頃の動画では足立同様ソッチの疑惑があがっているが、高級マンションで妻や愛猫と暮らしており妻との関係はラブラブで愛妻家の一面も描写される事もある。最近は足立との絡みより社長との絡み(コント)が増えており、「シャッチョさん」「クロ」と呼び合っている。(なぜクロなのかは詳細不明。作中で幾度か「黒ダルマ」と呼ばれているからか、それとも未だ不明な本名に「クロ」が入っているのか…)
社長
餡子達が勤めるお菓子メーカー子会社の現社長。菓子だけに甘いもの好きで、流行の情報も見ながら最近はマカロンが好物、煎餅もマヨネーズ味と斬新なモノを気に入っている。部長の権限でも馬耳東風なDQNにトドメの最後通告(&メテオ召喚)を伝えたり、フォアグラを入社させようとするクソ人事に強権を発動する切り札的存在。ただ、身内にDQNが複数確認されている。
とある一件以来、餡子やミナミと共に周囲には内緒で珍しいお菓子を囲んでティータイムを楽しんでいる。
息子のひとりが社内で専務をしていることが判明し、サガワが名字であるらしいことが明らかになった。基本的にはチーム餡子サイドの善人・常識人キャラだが、部長に対しては時折容赦ないツッコミを入れ、足立の代わりに「黙れクソ坊主が!!」とフォアグラを一喝することも。もともと出番はさほど多くはなかったが、最近ではフォアグラが凶悪化し、メテオを発動させる機会が増えた為、ほぼ準レギュラーと化した。登場初期の頃はまったくそんなことはなかったのだが、最近では味を占めたのか、すっかり「出たがりキャラ」が定着。動画の日常パートは言わずもがな、フォアグラ制裁時にあってさえ隙あらば登場し、部長とまるでコントのような掛け合いを展開した後、餡子から「いったい何を見せられてるんだ?」「話が進まないからやめろw」等ツッコミを入れられたり、全てが終わった後、部長と互いにダル絡みをして餡子に「何やってんだよ、終わるよ!」等突っ込まれるのが定番になりつつある。
マキ
餡子の同僚。漫画オタクであったが、彼女をモデルにした『マッスルパティシエ』が好評で仕事をしながら執筆していたものの、漫画家として本格的に舵を切り退社。同時にアニメ化も果たす。後に再登場が確認できる数少ないゲストキャラのうちの一人。
登場する度にDQNに絡まれるも毎回餡子たちに助けてもらっている。そのため彼女ら(特に餡子)を退社した現在でも友人として慕っている。
小山さん
餡子達の働く製菓会社の取引先の一つ「アンフェアコーポ」で餡子達の会社との取引を担当する女性社員。複数回に渡って登場しているゲストキャラの一人。餡子達の会社では物凄く美人で仕事もできる、と評判。
見た目は評判に違わぬ清楚系の美女だが、芯の強い性格。ゲストキャラの宿命として登場する度にDQNに絡まれるが、押し負けることはなく、都度正論で反論し、餡子達と共にDQNを成敗している。(その際、ミナミに便乗してDQNに対して「ざまーみろー♪ざまーみろー♪」をかましたこともある)
極度のハゲ専であり、足立に片思い中。自分に言い寄るDQNに「私はハゲ専だが、私と付き合いたいなら、あなたは将来、遺伝情報に逆らってハゲる気概があるのか」と斜め上なキレ方をしたことがある。ただその思いは足立がその場にいないなど、いつもタイミングが悪い上に、本人の登場回数が少ないこともあって、伝わることはなく、関係はこのままか、と思われたが、とあるエピソードで互いに同じアイドルグループのファンだということが判明、ようやく足立とlineを交換することができた。(本人は大喜びしていたが、足立は何故彼女が自分とlineを交換したことでそんなに喜んでいるのか分からない為、不思議顔)
荻野本部長
餡子たちの働く製菓会社本社の本部長。複数回に渡り登場しているゲストキャラ。常識人。
見た目はダンディーなおじ様だが、あんみつが大好物、というかわいらしい一面を持つ。
本社から用事で餡子達のオフィスに来た時は大抵、餡子達を食事に誘ったり飲みに行ったりしている。
本部長という高い役職に就いてながら、温厚でフランクな性格で餡子達からは慕われており、フォアグラのDQN行為に対してもはじめは穏やかに注意するが、それでも行動を改めず、デモデモダッテを繰り返し反省しないDQNには声を荒らげて一喝することも。
藍羽水珠(みみ)
派遣会社黒銅所属の派遣社員。複数回登場しているゲストキャラ。
このチャンネルではかなりの確率で派遣社員=フォアグラなのだが、彼女はまごう事なき常識人。勤務態度も真面目で仕事もできる有能な派遣社員である。人当たりも良くハキハキとした性格で、勿論餡子たちの関係も良好。フォアグラに対してであれば、たとえ目上・年上相手でも臆することなく毅然とした態度を取り、必要とあれば(ミナミに勝るとも劣らない)罵詈雑言を叩きつける。
餡子曰く「この二人が揃うと強い」
足立曰く「戦々恐々とはこのこと」
社長・部長もお気に入りのようで、今後も出演が期待される。
フォアグラ
このチャンネルにおける思考のクセが強く、物事を自分の都合のいいように曲解するDQNの総称。若い新入社員や年配の者など老若男女様々で、容姿は目つきが悪かったり、鷲鼻や豚鼻など悪人面が多い。
最近では今回の話の悪事をもじった名前になっており、ミナミちゃんからは「名前で自己紹介している」と言われる。
自分の利益のためなら他人や会社に不利益をもたらすことは当たり前で、パワハラやセクハラだけでなく、窃盗に詐欺や横領などの犯罪も犯す者もいる。
当然ながら、この様な人物たちが自分の非を素直に認める事は一切なく、餡子たちに注意されても言い訳や責任転嫁を並べたり、自分の思い通りにさせてくれないのが悪いと逆ギレしたり、詭弁を弄して自分を正当化するなどやることなすことが、絶望的なまでに自己中心的で、はっきり言ってダメ人間のお手本。
常識的に考えて、このようなDQNは採用される事自体が有り得ないのだが、しかし、後述の人事部が全ての元凶で彼らのような人物を率先して入社させているのである。
大体は餡子たちの上司である課長(通称クソ課長)や同僚などの社員が多いが話によっては会社とは関係ない餡子達の知り合いや身内、隣人にいることもある。
基本的には、上記の「一連のコンボ」で意気消沈し、社長のメテオを喰らって悲惨な結末を迎えてしまうというのがセオリーとなっている。
しかしそんなDQNの中にも、改心してその後は真面目に働くようになったという人物が、たった一人だけいた。2022年4月2日の動画に登場したハーフで帰国子女を詐称していた男性。取引先の社長が彼の同級生だった為、経歴詐称で解雇された彼を引き取り更生させた。改心したという意外な結末に餡子も驚いており動画のコメント欄にも、フォアグラの改心を喜ぶ意見が多く集まっていた。一応、上記以外にも遊びで食べ物を粗末にする女性DQNが成敗を喰らって落ちぶれた末、畑を作って自給自足するようになった事で食べ物の大切さを理解し改心するという結末が描かれた回もあるが、野生動物に畑を荒らされて常に困っているというオチになっている。
課長
餡子たちの課の上司。通称「クソ課長」。
大体はフォアグラそのものかフォアグラと手を組んで悪事を行い、フォアグラの言い分を信じて味方をするなどの問題行為しかしない。そうでなくてもフォアグラの悪事に目をつむるか、餡子達の訴えに耳を傾けないなど事なかれ主義な場合がほとんどであり、中には自分の目上である部長に対しても反抗する、貶めて取って代わろうとするというツワモノもいたりする。
そんな状況が日常茶飯事なので「課長=敵」がチーム餡子の共通認識である。
ただしごく稀にまともな課長がいることもあり、課長がフォアグラに対して真っ当な指摘をしている回もある(この回とか)が、なんだかんだで課長の入れ替わりが激しいのが常ということで、まともな課長が長く在籍できることも少ない模様。
最終的にフォアグラもろとも社長のメテオを喰らっては降格や左遷、部署異動の後に退職となるがブラック企業への転職やホームレスになるなどの悲惨な結末がセオリーとなっている。
人事部
餡子らにとってある意味、最大の宿敵。人物像が不明瞭な理由からモブ棒人間で表現する。会社の離職率トップを算出させる大本で、入社させるべき有能な人材を落としてはDQN共を即採用で入社させ、判明させても蜥蜴の尻尾切りとして一部の末端しか懲戒処分しない。
それだけではなく、フォアグラなら誰彼構わず入社させようとしたり、フォアグラを支持して本来処分すべきでない社員に処分を与えたり、クソ課長を送り込むなどの人事だけでなく餡子達の業務への介入などの越権行為をしたりと好き放題している(餡子達曰く「クソ人事」)。
足立や藤堂が面接を担当することになった、とある回を例に出すと
「前職で自分のミスで注意されたのをいじめられたと被害妄想を抱いて、慰謝料と称して会社の金を盗んだ上に面接にガムを噛みながら暴言を吐く、どう見ても地雷系でしかない女を喜んで採用しようとしていた」という有様である。
足立や藤堂が代理で面接を行ってもフォアグラしか採用されず人事刷新も無駄に終わる。
彼らを処分させるのは可能であるが、それではこの物語をTHE ENDにしてしまう為にできない。
アン太郎編
※2020年10月25日の動画が最後で現在は投稿されていない。
アン太郎
当チャンネルのもう一人の主役。高卒のサラリーマン(企業のロゴデザインや、営業マンなど)。茶髪の細目が特徴、同じく主役の餡子とくらべると登場頻度は少ないが、「アメちゃんいる?」の対応も同じ。脳内には悪魔の黒アン太郎、天使の白アン太郎が住む。家族は毒両親と弟妹。妊娠している奥さんと暮らし、子供は一人(または二人)。女運が頗る悪く(寝取られや略奪、不倫など)、毎回コロコロ変わる。
また餡子との共演は相手に飴を渡す時や、彼女の脳内に居る黒餡子と、白餡子に住み着く三番目の人格として現れた。
自身が主役の回は主に恋人や夫婦などの女性関係が多い。
2020年10月25日の動画が最後の登場であり現在はOP、EDのみの出演。
2021年6月12日の動画で(エキストラでセリフは一言も発しないが)久々に本編内に登場した。
涼子
アン太郎の(本採)妻。黒髪ショートの美人。
かなり気が強いがアン太郎よりしっかりしており彼を夫として深く愛しているが、怒った場合の苛烈な制裁は夫を震え上がらせる。
動画によって妊娠している割合が多い。
2020年10月25日の動画が最後の登場である。