ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

雪が谷大塚駅

ゆきがやおおつかえき

東京都にある東急電鉄の駅。池上・多摩川線の車両基地「雪が谷検車区」を併設する。
目次 [非表示]

概要編集

東京都大田区南雪谷二丁目にある東急電鉄池上線の駅(IK09)。

1923年5月4日、池上線の前身・池上電鉄の「雪ヶ谷」駅および「調布大塚」駅として開業。目蒲電鉄に池上電鉄が合併された1933年にこの両駅を統合して「雪ヶ谷大塚」駅となる。

そして1966年、現在の駅名に改められた。

開業当初、雪ヶ谷駅は荏原郡池上村大字雪ヶ谷(現在は「ヶ」を省く)、調布大塚駅は同・調布村大字鵜ノ木字大塚(現・南雪谷二丁目の一部。大塚の由来は鵜木大塚古墳から)に所在していた。なお中原街道の北側には雪谷大塚町という地名が別に存在する。

地名に雪の字を冠する経緯は不明だが、かつてはユズの群生地域だったことから「柚の木谷」が訛った(ちなみに横浜市内に東急バスの「柚の木谷」停留所が現在も実在する)という説と、この近辺の土壌が白土だったために、遠方から見て雪が積もっているように見える場所を示す「雪谷戸」が「雪ヶ谷」に訛った説、または「雪谷戸」と同じような意味を持つ「雪ヶ谷」がそのまま地名になったという説がある。


池上線、多摩川線の車両基地である雪が谷検車区が当駅に隣接しており、早朝・夜間を中心に当駅止まり・始発の列車が設定されているほか、朝方ラッシュ時には五反田駅との間で区間便が多数運行されている。


駅構造編集

島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を持つ。

蒲田寄りの駅前踏切を渡った先に折り返しや入庫の際に使われる渡り線がある。五反田方面から到着した当駅折り返しの列車は1番線に到着後に乗客を降ろしたあと、この渡り線を使って雪が谷検車区に向かい、2番線に転線して当駅始発の五反田行きとして入線する。また終電後は上下線どちらにも夜間停泊を実施している。


のりば方向行先次の駅
1下り蒲田行き(一部、多摩川行き)御嶽山駅(IK10)
2上り五反田行き石川台駅(IK08)

利用状況編集

  • 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は21,632人である。

年度別編集

年度乗降人員
2004年(平成16年)度20,094人
2005年(平成17年)度20,745人
2006年(平成18年)度21,366人
2007年(平成19年)度21,980人
2008年(平成20年)度22,638人
2009年(平成21年)度22,517人
2010年(平成22年)度22,616人
2011年(平成23年)度22,818人
2012年(平成24年)度23,202人
2013年(平成25年)度23,799人
2014年(平成26年)度23,969人
2015年(平成27年)度24,589人
2016年(平成28年)度24,901人
2017年(平成29年)度25,312人
2018年(平成30年)度25,649人
2019年(令和元年)度25,644人
2020年(令和2年)度18,202人
2021年(令和3年)度19,349人
2022年(令和4年)度20,611人
2023年(令和5年)度21,632人

余談編集

  • 日本国内の鉄道駅で「雪」の字が駅名につくのは唯一ここだけである(列車愛称でも現在使用されているのはJR北海道特急大雪」のみ)。
  • 戦前の一時期には、当駅より新奥沢駅へ向かう「新奥沢線」が延び、途中に諏訪分駅が設けられていた。この新奥沢線は池上電鉄から目蒲電鉄に引き継がれたものの、大東急時代を迎えることなく廃線になっている。

関連記事編集

東京23区の駅一覧

上町駅···世田谷線の電停で、雪が谷検車区上町班が置かれる。

関連記事

親記事

東京23区の駅一覧 とうきょうにじゅうさんくのえきいちらん

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました