概要
世界料理人ランク15位の千流(先代は千代)が経営し、千輪もここで働いている。
人間界一の樹海「ロストフォレスト」内に存在しているが、礼儀のなってない及び乱暴者が近づくと姿を隠す「隠形樹」で造られており、多くの客がこの店を訪れたことがない。
というのも当店は繊細な食材、料理を扱っており誰彼構わず気軽に来店されたら困る為である。
食の礼儀作法「食義」を習得できてないと食べられないと千流が言う通り、ほとんどの料理が特殊調理&賞味食材なため食没を極めた珍鎮々は軽々と平らげたものの、トリコと小松はほとんどの料理を食べることができなかった。
しかしシャボンフルーツ捕獲後、食義を極めた小松によって普通の人でも食べやすいよう調理され事が四獣編にて語られた。
メニュー
- 昆布酒
捕獲レベル12の昆布石から染み出た酒。出汁をとるには水温を摂氏3度から1時間ごとに1度ずつ上げていき、同時に石を1時間かけて1ミリずつ一定の速度で浸していく(もちろん人の手でやらねばならず、1ミリでも方向が狂うと途端に出汁の出は止まる)。
石の大きさにもよるが、最低でも仕込みに丸五日はかかる。
更に酒を飲むにも決まった所作があり、成功しないと旨味が蒸発してしまう。
- サンシャインチーズ(捕獲レベル3)
常に太陽の光を当てながら食べないとカチカチに固まってしまう。明らかに他のメニューより難易度は低い。
- ミリオントマト(捕獲レベル11)
1000枚ある皮膜を1枚ずつ丁寧に剥いで実を潰さないよう優しくつまんで食べる必要がある。
かつてしゃぼん玉のように割れやすい絹鳥の卵を運んだトリコが挑戦したが失敗。
- 星米(捕獲レベル9)
1粒ずつ洗い、炊くことで星のように輝く米。食べる時は米を凝視する必要があり、一度でも瞬きすると一瞬で味落ちしてしまう。