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※タイトル=本作の主人公なため、彼のイラストを探す際普通に「トリコ」と検索すると他のキャラクターのイラストも表示されるため、彼がメインのイラストにはこのタグをつけることを推奨する。


この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます。


プロフィール編集

身長220cm
体重230kg
年齢25→29歳
誕生日5月25日
血液型O型
星座双子座
視力2.0
足のサイズ45cm
好きなもの食事全般
嫌いなもの食べ物を残す事
好きな言葉いただきます
CV

概要編集

美食屋四天王の一人。世界に存在する30万種類の食材の内、およそ6000種類を見付け出したと言われるカリスマ的存在。人並み外れた筋肉質の肉体と身体能力を持つ大男


IGO非加盟の貧困国の出身で(他の四天王も同様らしい)、幼い頃にそういった食糧を配給していた一龍マンサムに出会い引き取られる。それ以外の詳細は未だ謎に包まれており、チェインアニマル(IGOのグルメ研究所で飼育されている実験動物の総称)だった事もあるらしい。


人物編集

様々な生き物を捕獲して食べるハンティングを生業としてはいるが、上記の通り貧困国の出身だった事が関係しているのもあってか、食材に対する感謝の気持ちを常に忘れず持ち続けており、基本的には食べる目的以外での無意味な殺生を嫌い(ただし正当防衛の際はやむを得ず行うこともある)、そのため無益に命を奪う相手に対しては怒りをあらわにする。

前述のようにに対しては常に敬意を払う一方、それ故に猛獣人間を食べる事に対しても全く恨みや怒りを抱く事は無いという、独自の死生観を持つ。


基本的には非常に豪快かつ大らかな性格の持ち主で、「思い立ったが吉日、その日以降は全て凶日」と言うほど行動力が高い。周りの人々を惹き付けずにはおかない人間的魅力に溢れており、四天王仲間やIGO関係者はもちろん、業界の類を問わず世界中に数え切れないほどの友人や知り合いがいる。他の美食屋と同様、世界中の珍しい食材を使った「人生のフルコースメニュー」を作ることを目標としており、そのため小松とコンビを組んでいる。


その小松の事は出会った当初は当人が貧弱で料理も若さを除けばどこにでもいる程度と足手纏いでしか無かった事からぞんざいな態度を取る事も少なくなかったが(あまつさえフグ鯨編では護身用に持たせたクラッカーの説明不足という過失により一度死なせている。アニメ版ではちゃんと耳栓をつけろと言っていたが小松自身につける暇が無かった)、共にハントに赴く内に徐々にを深めていき、小松の料理の腕と食材の声を聞き食材に好かれる才能を見出し、また一龍に


「自身のレベルに合った調理ができる料理人を見付けたらコンビを組め、そして常に一緒に旅をする事じゃ。いくらすごい食材を調達できる美食屋が居っても、それを調理できる料理人が居なければ何の価値もなくなる。ワシみたいにの」


と説かれた事で小松のことを思い浮かべ、オゾン草編でコンビを組むに至る。それ以降は「いつも自分に力をくれる、護るべき存在」と言う程心底大切に想うようになり、クッキングフェス編では小松に威嚇の炎を向けたスタージュンに対して非常に強い殺意を向けていた。


グルメ界編においては、一龍マンサムの二人と初めて出会った時から、どれだけ極限の状態でも食料を『分け合うこと』を決して忘れない部分も描かれており、一龍に自身亡き後の未来(さき)を託せることを見出だされるきっかけにもなった。


バトルウルフ」のテリークロス(テリー)と、オブサウルスペットにしている。


初期は愛煙家だったが、2部以降は喫煙シーンはほとんどない。


第2部開始後、人間界を離れる前に幼馴染の婚約し、最終話の1話前でめでたく結ばれた。その数年後。まだ見ぬ食材を探すために小松と共に宇宙へと旅立った。


能力編集

警察犬をも上回り常人の1万倍以上だという超嗅覚の持ち主で、生物体臭を察知することでその生物の居場所や体調、精神状態まで正確に把握することができる。また、自分仲間が残した匂いを逆にたどることで、複雑に入り組んだジャングルや迷宮からも迷うことなく脱出できる。


洞察力は極めて高く、生物学の知識も膨大。頭の回転が速く、いざという時の機転もきく。ちなみにフグを捌く免許も取得している(本人談)。


戦闘は基本的に素手による独自の格闘術で行い、自分の体を金属食器に見立てた「フォーク」や「ナイフ」、を打つように同じ場所へ間を置かず連続で打ち付ける「釘パンチ」といった技を使用する。また、「フォーク」や「ナイフ」をブーメランのように飛ばす遠距離攻撃も可能。

(このあたりの遠距離技は衝撃波のイメージかと思われていたが、後に本当に実体を持って飛ぶグルメ細胞由来のエネルギーであると語られた。)

シャボンフルーツ編で食義を習得してからは少しのエネルギーで強力なを繰り出せるようになり、無数のフォークを纏めて放つ「キャノンフォーク」や、足で放つ「レッグナイフ」を繊細なコントロールによりブーメランの如く操る「レッグブーメラン」といった新技を編み出した。


第2部時点では直径数百mはあろうかと思われる大樹を一撃で両断し、人類の飢餓を救うほどの食糧を世界中に投げ飛ばせるほどの超怪力を有するようになる。


普段は相手を威圧する際には赤鬼オーラが出現するが、の中に青鬼ともう一体閉じ込められている。

更に「オウガイ ~遠い海の記憶~」を食べたことにより、3匹目の鬼(通称「白鬼」)が存在することが明らかになる。


編集

  • フォーク
    • フライングフォーク
    • レッグフォーク
      • フライングレッグフォーク
    • ジェットフォーク
      • フライングジェットフォーク
    • フォークシールド
      • フォークアーマー
    • フォーク釘パンチ
    • デビルフォーク

標的を文字通り刺し貫く強烈な貫手。当然ながら、左で放つことが多い。


  • ナイフ
    • フライングナイフ
    • レッグナイフ
      • フライングレッグナイフ
    • レッグブーメラン
    • ジェットナイフ
      • ジェットレッグナイフ

標的を両断する切れ味鋭い手刀。食材を切り分けるのにもよく使う。当然ながら、右で放つことが多い。


  • 釘パンチ
    • アイスピック釘パンチ
    • ツイン釘パンチ
    • ジェット釘パンチ

数回のパンチを同時に打ちつけ衝撃が連続して炸裂する拳。トリコの代名詞たる得意技。


  • ネイルガン
    • ツインネイルガン
    • ジェットネイルガン

釘パンチより強くて速い攻撃を一撃で放つ。


  • アルティメットルーティーン

その名の通り自身の行動のイメージを固め、その精度を上げる「ルーティーン」(トリコの場合は、腕をナイフとフォークとしてガシャンガシャンとぶつけ合わせるのが戦闘のルーティーン)の究極系

自身のイメージを異常なほどに高める事で実際に行わず、かつ実際には不可能な規模の行動を相手に幻覚として見せ、体感したと錯覚させたり、実際に行ったりすることができる

あまりにも極大の集中力が要るため乱発はできない。


合体技編集

  • 音速釘パンチ

ゼブラの声で加速し、音壁で対象の逃げ場を無くした釘パンチ

  • ポイズンフォーク

ココの毒をまとったフォーク

  • 王食晩餐

一龍直伝の四天王全員の合体技。四人の食欲のエネルギーが対象を食い尽くす。

  • 猿武 四天王正拳

猿武を習得した四人の左腕を合体させて殴る。

  • ファイアージェットフォーク

スタージュンの悪魔の炎をまとったオーガーのジェットフォーク。


フルコース編集

連載開始時はまだ一つも決まっておらず、人間界編で虹の実、BBコーン、センチュリースープを。グルメ界編で残りの5つをフルコースに入れていった。


オードブル(前菜)BBコーン(捕獲レベル35)
スープセンチュリースープ(小松ver)(捕獲レベル60)
魚料理※1オウガイ ~遠い海の記憶~(捕獲レベル不明)
肉料理※2完象-エンドマンモス-(捕獲レベル1200)
主菜(メイン)GOD(捕獲レベル10000)
サラダ※3エア(捕獲レベル6200)
デザート虹の実(捕獲レベル12)
ドリンクビリオンバードの卵(捕獲レベル1以下)

※1フグ鯨を食べた後、小松から「(フグ鯨は)フルコースの魚料理に入らないんですか?」と尋ねられたがトリコは「インパクトはあったもののまだまだ食べた事の無い食材が多い」との事で見送り

※2リーガルマンモス編で食べた「宝石の肉(ジュエルミート)」が一度「肉料理」に採用されかけたが、サニーがジュエルミートをフルコースの主菜にしようとして食材が被るためにどちらがメニューに入れるか争った末、じゃんけんに勝ったサニーが入れたことで採用を見送った。

※3オゾン草は草がトリコを受け入れてくれず、2人で同時に食べなければならないという理由から保留。


キャラクターソング編集

「Fight and Eat!!」

作詞 - 山田ひろし / 作編曲 - 櫻井真一

トリコ キャラクターコレクションIII及びソングスに収録。アニメでは41話で使用された。


「Brand-New Legend」

作詞 - 山田ひろし / 作編曲 - 水谷広美

トリコ キャラクターコレクションIVに収録。


グルメ細胞の悪魔編集

前述の通り、トリコのグルメ細胞には三体のグルメ細胞の悪魔が宿っている。通常、一つのグルメ細胞に二人以上の悪魔は共存できないが、トリコはその例外。


  • オーガー

連載初期からトリコの威嚇の際に登場していた赤鬼。温和だが、怒ると手がつけられない。鼻が利き、食事に特化しているが個の実力では史上No.1という。

アカシアとの最終決戦、スターの食運にGOD及びセンターを食べさせられ、これによって地球のフルコース全てを食べた事になり現世に現れた。

本来ならそのままトリコを喰らい、グルメ細胞の悪魔として復活するはずだったが、トリコには自分で決めたこの世でたった一つの、自分だけのフルコースがあるため乗っ取られることはなかった。

これまで運命を共にしてきた食事と旅路にトリコへの感謝の気持ちを示し、以後二度とオーガーとしては復活できず、トリコの中のイメージとしてすら表に出て来れなくなる事を承知の上でトリコの口の中に飛び込み自身を食べさせ、トリコの食欲の一部と化し絶大なパワーアップを齎した。

アニメでの声はトリコと同じ置鮎龍太郎。


  • 青鬼

グルメ界編で初登場した二人目の悪魔。名前は不明。青の食材を好む。

トリコと同じ髪型と色をしており、この鬼が飛び出るとトリコの髪色は黒くなる。

好戦的な性格なため、オーガーもあまり関わりたくない様子。

その割に勝率自体はあまり良くないが、宿主たるトリコが衰弱しきっていたり、酸欠でダウンさせられて無理矢理体内に戻されたりしているため実のところトリコの側に問題があり、彼が全力で戦えたことはおろか本来の強さを示せたことも一度もない。


  • 白鬼

グルメ界編の終盤で登場した三人目の悪魔。名前は不明。

背中に羽を生やしたのような顔立ちの悪魔で、物腰も丁寧。左目の下にトリコと同じ傷がある。青鬼の影響を受ける前の黒髪の時点で傷があることや、青鬼自身が「もともと居たんだろ?」と発言していることから、生まれつきトリコの中に存在していたグルメ細胞の悪魔は彼であると思われる。オウガイが入った金の缶詰を開封した際、吹き出した匂いを嗅いだことにより覚醒し、存在が発覚した。

その実力は相当なもののようで、一瞬でも飛び出たらトリコの身体がもたないとされ、最終決戦でもアカシアの悪魔、ネオを屈服させた。最終話で判明したグルメ細胞の色は白。

食欲そのものでありながら食自体よりも食への礼節を重視しており、ネオの「食べ過ぎ」を諌めたり、トリコの「ごちそうさま」の挨拶が大好きだという変わり種。


その他編集

イメージを動物に例えると「犬」。名前、内包する悪魔のカラーリング、技からして、イメージ国はフランス(ファン発見)。他にも、フランスには柔道などでも青のイメージがあるのかもしれない。名前の由来は「トリコロール」の他、「とりこにする」も兼ねているのかもしれない。

ごちゃ混ぜな味(犬の餌みたいな)が好きなのでは?と考察されることもある。


外部出演編集

ジャンプのお祭りゲーム作品には何度か登場。

Jスターズビクトリーバーサスではプレイヤブルキャラクターで登場している。

攻撃力・防御力共に高めで、通常攻撃の出もそこそこ速いため、接近戦でガンガン押していける上、飛び道具である追尾弾『フライングフォーク』や直進衝撃波『フライングレッグナイフ』の性能も優秀なため、初心者でも比較的使い易く、特にダッシュ攻撃の性能が高い。


難点はスタミナが溜めにくいこと。気溜めの時はを食べる動作となり隙が大きく、動作中は周囲が見えなくなる上に「ごちそうさまでした」と言い終わるまで動けないので、自然回復以外でゲージを溜めるのは困難。また、直進の速度は速いが二段ジャンプが出来ず(溜めジャンプで高く飛ぶ)左右の動きがやや鈍重なので、機動力にも少々問題がある。


最初は、ダッシュ攻撃や強攻撃でダウンした相手を拾って追撃する事が出来たが、後にアップデートで修整され、以降はできなくなった。


他作品キャラとの対戦時の掛け合いは少なめで、ナルトゴンにフルコースを聞いたり集めるのに誘ったりしている。


ストーリーモードでは、探究編にてゼブラ悟空と共にメインキャラとして冒険していく。


関連イラスト編集

美食求めて神羅万象カード風トリコ

美食屋トリコトリコ


関連項目編集

トリコ


作中の関連キャラクター編集

小松:自分のコンビとしての相方である料理人


テリークロス:自分の相棒であるバトルウルフ。


オブサウルス:テリーに仕える猛獣だが、『主人の主人』ということで懐かれている。


ココ(トリコ)サニー(トリコ)ゼブラ(トリコ)美食屋四天王としての仲間


鈴(トリコ):サニーの妹でトリコに片思いしており、最終回ではそれが成就して結婚した。


カップリングタグ編集

(腐向け)トリココ トリコマ



出生に関するネタバレ注意編集

当初は貧困国出身と思われていたが、彼の出生は特殊なものだった。

最終決戦にてスタージュンの口から双子の兄弟である事、両親はアカシアとフローゼだと知らされる。即ち500年前の人間である。

アカシアは美食屋ではなく強力な食運を持った料理人を欲していた為に彼の野心に巻き込まれない様にフローゼが栄養と食運を含んだ自身の胎盤ごと取りだして、時間の流れを遅くする裏のチャンネルで覆い隠し、小舟で裏世界へ流したのが真相であるという世界中の神話や伝説にあるような話である。

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