青井さくら
あおいさくら
『一緒にすんな マジかんべん アイツ（新生キラ）マジつまんねーじゃん』
演：川栄李奈
『デスノート Light Up New World』に登場する「6冊のデスノート」のうち1冊を手に入れた女性。20歳無職、貧困層出身。
既に死神べポと契約して「死神の目」を会得しており、パーカーのフードを目深に被り、渋谷でデスノートを用いた無差別殺人を行う。
しかし、捜査本部の三島創にその不審な様子を見られてしまい、容疑者としてマークされる。
最終的に発砲許可を無視して竜崎（2代目L）が発射した麻酔弾に被弾し卒倒するが、直後に別のキラに名前を書かれ、すぐさま心臓麻痺で死亡した。
その後、使用していたノートは捜査本部に押収され、ついてきたべポの口からデスノート争奪戦の真相が明かされることになる。
信念や縛りなど全く無いただの通り魔的犯行であり、ノートのルールを知ってさえいれば誰でも思いつく一番短絡的な犯行を、熟練の捜査官ならあっさり見破れる隠蔽工作しかせずに行っていたため、劇中のキラの中でも頭脳は最低レベルと言わざるを得ない。もし月よろしく時間や場所を先に書き込んで自分は安全圏から一方的に殺戮し、被害者を装う…という行動に出ていたら、捜査本部がデスノート争奪戦の存在を知るのはさらに遅れていたことであろう。そういった点では彼女がアホなおかげで捜査本部は助かったと言える。
とはいえ、キラとしての資質が全く無いわけではなく、死神の目を使われる危険性や竜崎の逆探知に気付くなど勘の鋭さがあり、犯行が稚拙にもかかわらず何度も難を逃れている。それ故、捜査陣でさえすぐには制止できなかった(本作には彼女以外に3人のモブキラが登場するが、彼女より確実に知的にもかかわらずアッサリ仕留められているのと対照的である)。
前日譚「NEW GENERATION」2話にも登場し、自分の推しのグループのライブを邪魔した「金友果林」をノートで操って部屋を密室にさせた上で自殺に追いやっている。
なお、二代目竜崎からはその短絡的な犯行を見て「とんでもねェ馬鹿」「馬鹿がなんか企んでやがる」「暴走する馬鹿」と徹底して愚弄されていた。
また、「NEW GENERATION」3話の終盤では、本編の渋谷での無差別殺人を事前に電子掲示板の書き込みで予告していたことが明かされる。
