概要
パワポタ4およびパワプロ2010(PSP版)に登場する彼女候補。誕生日は7月14日。名前の由来は東北新幹線のあおばと、東海道新幹線・山陽新幹線で運行している最速達列車のぞみ。
明るい紫のロングウェーブの美女。実家が金持ちのお嬢様で、デート中でも秘かにマネージャーが傍に仕えていたり、背後には親衛隊もいるらしい。
海東学院大学の学生で、主人公の同期生。パワフォー大学編では1、2年目の11月1週に発生する矢部と他校の学園祭に遊びに行くイベントで海東学院大学を選ぶと確率次第で出会えて電話番号も貰える。
一方海東学院大学編では野球部のマネージャーを務めているが、最短でも1年目の12月までは2軍生活を強いられて接点が持てない都合もあって彼女にするのがより難しく、その上電話番号の入手方法が完全にランダムイベント頼りとなるため、実際はこちらの方が遥かに彼女にするのが難しい。
また1軍に上がると「のぞみ係」という当番制度が始まり、定期的にのぞみに食事を奢ることになる(主人公が最高学年になるかのぞみが彼女になると終了)。
女主人公となる白薔薇かしまし学園大学編ではミスコンイベントのライバルとして登場するが、同性なこともあってか結構親切に接してくる。
金持ちの割にデート費用は全部主人公もちとなってしまうため食事などの費用が2倍となり、しかも「みやこシティ」でのデートで発生するプレゼントイベントでは高いものをねだられることもあり、上手く交際しようとすると金銭面の負担が大きい。シリーズファンの中にはある彼女候補の存在を思い出した人もかなりいると思われる。
しかし実際の所は金銭面の負担が大きく好感度も若干上がりづらくはなっているものの、週ごとの彼女評価の自然減少数は他の彼女候補と変わらなかったり、デートも公園がほぼ外れ選択肢と化してしまうこと以外は際立って好き嫌いが激しいということもなく、詳しくは後述するがクリスマスプレゼントもしっかり独自の強みを有している。相対評価で見ると本作では付き合いやすさにおいてひかりやこまち、カレンに劣ってしまう部分はあるものの、絶対評価で考えるとちゃんと有能さも持ち合わせた彼女候補と言える。
考え方によってはバグを疑うレベルで良い所が無く、実質お邪魔キャラに近い存在に仕上がってしまった彼女の本来あるべきだった姿(仕様)が本作ののぞみとも言えるのかもしれない。
クリスマスプレゼントでは最高評価で貰えるランク6のプレゼントで投手は「クロスファイヤー」、野手は「守備職人」が習得可能。他にも投手のランク4で「球持ち」、野手のランク5で「連打〇」、ランク4で「ハイボールヒッター」と、経験点で習得出来ないレア能力を貰えるチャンスがあるため、再現選手作成などでこの辺りの能力が欲しい場合などには有用となる。
性格は高飛車な面はあるものの、良くも悪くもあまりお嬢様らしさがなく、一人称が「アタシ」、二人称が「アンタ」だったりして、言動もどこか豪快でさっぱりとした印象を感じさせる。また恋人状態か否かを問わず、主人公をジョークでからかう場面が多々あったり、あまりに驚いたりドン引きしたりすると白目になって顔を青ざめさせるという固有の立ち絵を披露するなど、コミカルな描写も多い。
一方で恋人状態での主人公への愛情は意外と情熱的で、主人公がデートの待ち合わせに遅れてしまった際には少し怒った様子を見せつつも「…さみしかったじゃないの。」と拗ねてから主人公の素直な謝罪を受け入れてすぐに許したり、エピローグでは父親との約束で決まっていた進路を電話で断ってから、主人公との将来に思いを馳せて「もっと大切なもの……見つけちゃったから。」と顔を赤らめながら宣言している。何気にこの辺りの展開も概ね彼女と同じ流れとなっている。
パワポタ4ではシリーズで初めてサクセスからマイライフへの彼女候補の引継ぎが可能となった作品であり、のぞみも引き継ぐとマイライフでも恋人として登場し、結婚することが可能。
結婚条件はサクセスのエピローグで登場する3択の選択肢次第で変わる。しかし3択による条件への影響自体はひかりやこまちと同じだが、他の2人はそれ以外の前提条件が「愛情度80以上」と「寮以外の家への引っ越し」だったのに対し、のぞみの場合は愛情度80以上は同じだが、資産関係については「分譲マンション(安いAタイプでも1億8000万円)以上の家と車の所持」という厳しい貢献が求められる。
ただしこの前提条件をクリアするには3択によって加わる➀格が一流以上➁年俸1億円以上➂プロ2年目以上の、いずれの条件も満たせなければ到底実現不可能なため、逆に考えればのぞみの場合は実質エピローグにどの選択肢を選んでも大差ないとも言える(ひかりやこまちについては個々で条件設定が異なるものの➂の条件は共通しているため、これを選べば容易に2年目オフの最短ペースで結婚できる)。
2010ではPSP版にのみマイライフが収録され、これがパワポタ4の移植版となっているためこちらにも引き続き登場する。ただしサクセスから引き継げなくなったため、ひかり、こまちと共にマイライフ内に新しく登場イベントが設けられた。
マイライフでは趣味がパワポタ4だと読書、2010は設定なし。職業は家事手伝いとなっている。
余談
2011以降の作品ではのぞみ自身の再登場は一度もないものの、2018のパワフェスモードにおいて、青葉春人の親戚という設定が、彼とパワポタ4におけるのぞみの同期生の渋谷秀喜とのコンボイベントで突如明かされた。
当人たちの会話の中では妙に納得し合っていた様子だったが、苗字が同じということ以外は容姿も家庭環境もまるで似つかない2人が身内の関係という急な設定に困惑したプレイヤーは多く、結局それ以降ものぞみは再登場しておらず、春人もこれ以降の作品ではこの設定について一切触れていないため、詳細については未だ謎に包まれている。
上記の通りのぞみのシリーズ最終出演作はPSP版2010で、春人の初登場は翌年発売の2011のため当然2人に共演経験など無く(上記の通り春人はのぞみの最終出演後に初登場したキャラであり、のぞみにしてみれば関係性ばかりか存在自体が後付けの存在と言える)、苗字が同じということ以外は本当に何一つ接点がない。裏を返せば現状は2018のイベント1つだけで繋がっている関係となっている。
関連タグ
我間摩夕:設定周りがよく似た彼女候補キャラ。実質的にのぞみは摩夕の初登場作品での問題点を改善した感じの性能となっている。
青葉春人:のぞみの与り知らぬ場面で親戚設定が明かされた男。春人から見たのぞみの人物評は一応このイベントで語られるが、のぞみが彼をどのように認識しているのについては未だに不明。
紋別青葉:同じく青葉と付く人物。特に接点は無いが紋別の方は名前(と苗字の両方)が北海道の地名が由来となっている。