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鬼の金棒(九十九の満月)

おにのかなぼう

妖怪漫画「九十九の満月」で、第39話の副題および作中へ登場する武器。刀身が十手状の刀(金棒)。元は主人公に同行する鬼・黄太のじいちゃんが使っていた物が、紆余曲折を経て主人公・満月へ渡った相棒。
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確かじいちゃんの金棒があったからちょっとまちょって!!


鬼の金棒かぁ・・・



これは…


九十九の満月

実に良い金棒じゃあないか!!!


概要の金棒

小雨大豆妖怪漫画九十九の満月」で、第39話の副題および作中へ登場する武器。刀身が十手状になった金棒)で、正式名称は「打払い つば鈎十手(かぎじって)」


これは主人公に同行する黄鬼(おうき)・鬼岩島黄太(きがんしま おうた)のじいちゃんが使っていた物が、紆余曲折を経て主人公・鴨川満月へ渡った相棒。


殺さずの金棒

現在「鬼の金棒」を所持する鴨川満月は生粋の平和主義者絵描きの青年・満月剣術家でもあるが、剣術よりも素手による組術(くみじゅつ)を好み、それは人を殺めるために造られた物への抵抗でもあった。そのため生殺与奪の形をなさない無垢なる物へ大きな信頼を寄せており、同じく殺しの形をなさない「鬼の金棒」は恐ろしいまでに彼の手へ馴染んだ。


形状

九十九の満月

一見は刀の形(なり)をしていながら、刀身が鍛鉄の棒で造られた非殺傷用の鹵獲武器

同心用(どうしんよう)の指揮十手と違って 特長の二尺棒は極めて実践的で扱いやすい仕様。持ち手は革紐でなく わざわざ上質な小太刀柄でしつらえてあって手によく馴染む。鈎下に付けられた波紋が重なったような芸術的な造形で、防御と共に戦略もぐんと広がる一振り。


鬼に金棒

紆余曲折を経て「鬼の金棒」を手にした満月は、元の持ち主・黄太(おうた)のじいちゃんと面識はないが、これをひと握りした際に虎嘯(こしょう)の達人だったと理解するほどの逸品


現在「鬼の金棒」を使う鴨川満月は、実戦剣術の名家「鴨川家」の出身で鴨川合戦剣術(かもがわかっせんけんじゅつ:実践を想定した実戦剣術)の免許皆伝者。剣術を研鑽し尽くした鴨川だからこそできる対剣術用の十手術も習得しており、まさに鬼に金棒で使いこなしている。


十手に付けられた(かぎ)は刀身を受け止め絡めるものであり、相手の力を利用する後の先を主体とする柔術とは極め相性が良く、合気の流れも組む鴨川合戦剣術の達人者ならば、離れた場所からでも相手の関節をとる渾身の達人技をかける事ができた。


じいちゃんの金棒

元々「鬼の金棒:打払い つば鈎十手(かぎじって)」を所持していた黄太(おうた)のじいちゃん・鬼岸島 橙鉄(きがんしま とうてつ)は、この金棒十手)を大切に使っていたという。


また黄太(おうた)はおじいちゃん子であり、橙鉄(とうてつ)からたくさん昔話を聞かせてもらっていた。その中で知ったのか、じいちゃんの金棒(十手)は友だちに貰った大切な物であるとのこと。


現在の黄太(おうた)はじいちゃんと離れて生活しているため、これ以上の事柄は不明となっている。


関連の金棒

九十九の満月 武器  / 金棒

十手 鈍器 模造刀

刀は武士の魂 相棒 鬼に金棒


逆刃刀・・・殺さずの思いが顕現された日本刀



月歌の始まり:本作から数百年くらい前のお話が描かれる妖怪漫画



二支ノ金棒・・・月歌の始まりに登場する同形の金棒。

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鴨川満月 かもがわまんげつ

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