演:片岡弘貴
概要
大門博士と共に財団笠下の生物科学研究所『ISS』にて難病の遺伝子レベルでの治療を研究している天才科学者。
しかしその実態はマッドサイエンティストで、大門博士と違い、当初から『ISS」で行われている研究が『改造兵士』の研究であると知らされていた。
オカルトに狂信的な人物でもあり、理想国家の建国という幻想にとり付かれ、バッタの持つ『精神感応能力』、所謂テレパシー能力に着目して密かに自らと風祭真の身体を財団上層部には無断でバッタの遺伝子を組み込んだ「改造兵士レベル3」へと生体改造を施す。
要は物語の発端を作り、真の運命を大きく狂わせた元凶となった人物の1人である。
なお、氷室巌(『ISS』所長)としてはバッタの能力に着目する等、その行動力と手腕は高く評価しており、その行動を概ね黙認していたが、その異常な思想に関してだけは「何が理想国家だ」と陰口を叩いてた(あくまでも改造兵士は財団の商品と捉えているため)。
夜な夜な密かに変身しては実験を繰り返していたが、真とは違って精神力が弱かったために力に飲み込まれて暴走しては殺りくを繰り返し、この事件が明るみに出た為に財団の目論見が露見してしまう結果となり、後にCIAが財団に介入する口実を与えてしまう事になる。
その為、事態を重く見た氷室によって貴重なサンプル品として財団本部へと護送される羽目になったが…。