概要
WOWOWで2001年4月4日から7月4日まで放送。全13話。
当時は珍しかった全編ハイビジョン。タツノコプロ初のデジタル製作作品でもある。シリアスな作風でSF、ミステリー映画的な要素を取り込んだアクションダークヒーローものである。
本作の監督は後にシャフトに君臨する新房昭之で、下請けにはシャフトに加えて京都アニメーションも入っており、2000年代アニメブームの二大勢力両方が入っている。氏を語る際にはこれを見ろと氏自ら語るほどの隠れた代表作でもある。
本放送時は作画崩壊気味だったこともあり知名度は低かったが(総リテイカーとも。ちなみに名前で気づくかもしれないがプロデューサーは総理の息子なので総理テイカーでもある)、スピンオフの「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」が有名になり、その後本作自体もシャフトでの活躍が知られるにつれ知名度が上がった。
「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」は本作の登場人物のひとりである中原小麦主役のスピンオフ。有名なアスキーアートネタの回の担当は後にらき☆すた監督交代騒動で新監督に就任したことで知られる武本康弘で、魂狩本編にも参加している。
ストーリー
ある雪の降る夕刻の教会。何者かに襲われ息を引き取ろうとしている育ての母の伊達水脈が、やにわに伊達京介の胸にナイフを突き立てた。
そして埋葬された伊達京介は岬真夜によって救出されるのだが、今度は謎のミュータント組織ホスピタルの刺客であるドクトル凶也の襲撃を受ける。次々と身に降りかかる異常事態に翻弄される伊達京介を救ったのは壬生シローと名乗る男であった。岬真夜を救出するため、彼ととも海上施設に乗り込むことになる。
登場人物
主要登場人物
フリッカー
桐原グループ
オリビア・カーライル(CV:伊藤美紀)
ソウルアヌビス(CV:大谷育江)
ホスピタル
リチャード・ビンセント(CV:江原正士)
時逆関係者
時逆椿(CV:兵藤まこ)
包帯の怪人(CV:高山みなみ)
主題歌
オープニングテーマ
作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project(水木一郎・影山ヒロノブ・松本梨香・さかもとえいぞう・遠藤正明)
エンディングテーマ
「MEMORY」(第1 - 7話、第9 - 13話)
作詞 - 三重野瞳 / 作曲 - 柿島伸次 / 編曲 - 岩崎琢 / 歌 - 柿島伸次
「As Time goes by」(第8話のみ)
作詞・作曲・浅見恭生 / 編曲 - 岩崎琢 / 歌 - 浅見恭生
関連タグ
ソウルテイカー The Soul Taker The Soul Taker ~魂狩~