お前が死ねば、あとは烏合の衆よ!!
概要
炎カッパ(妖怪らしいが魔物という資料も存在するはっきりしない種族)の魔人で四代目魔王ナイチサの時代に魔人となった。元魔人四天王の一人で強大な力を持ち、ナイチサ期の魔人の中では最強クラスの実力者。才能限界は200。
ナイチサ期、魔王の命令にて軍勢を率い、大陸の南半分を統一し人類圏を統一する勢いだった藤原石丸(※)の勢力と戦う。結果、わずか二ヶ月で200万もの大軍勢を崩壊させてJapanまで押し戻し、そのまま彼の首を刎ねた。
が、石丸との戦いで疲弊した隙に、藤原家の軍師だった月餅によって封印。その傲慢な性格から他の魔人から煙たがられていたせいで、誰も復活させてくれなかった。
人間によって計3回封印されておりオーロラからは「魔人界の起き上がりこぼし」と称している。
この世の全てを憎悪しており人間は勿論、悪魔や天使、更には同族である魔人ですらその対象である。
実の娘である黒姫もおびただしい犠牲を出して作ったが愛情は抱いておらず便利な道具位の認識。
残虐で邪悪な外道、人間をクズとして見下して殺戮や凌辱を楽しんでいるが決して侮っておらず、多くの魔人が人間を自らが魔人と言うことで侮る中、たとえ人間でも実力者については評価をする傾向がありランスを自らの使徒に加えたがったり魔剣カオスを持つことから警戒してできるだけ直接戦わず謀略を持って始末しようとした。
小川健太郎については聖刀日光の所有者で未熟だが才覚があると一度の戦闘で評価した。
配下の使徒達も非常に優秀で彼らからの進言を素直に受け入れる柔軟さを持っている。
また戯骸の趣味による行動を苦笑して認めるなど寛大な一面も。
死亡したかつての主であるナイチサに対してもいまだに礼を失っておらずケイブリスとは違い覚醒が不完全な現魔王である来水美樹に対しても野心を抱いてないなど身内には良好な関係を作り主人には忠誠を尽くすなどの美点を持つ一面も。
劇中ではランスの友人である織田信長の肉体を乗っ取り島津を乗っ取り魔軍を結成し配下の使徒と共に暴虐の限りを尽くすもランスたちの活躍で敗北、最期は信長の演技でランスを惑わすもすでに親友である信長が死んでるとことが分かったランスには迷わず殺される。
その後、魔血魂も美樹に吸収され完全消滅した。
織音氏によると全盛期の戦闘力は夜のケッセルリンクに少し劣るくらいであり、全魔人の中でもトップクラスでナイチサにも重宝されていたとのこと(加えて言えばケッセルリンクは昼間は弱体化するという大きな弱点を抱えている)。
※剣戦闘Lv3、及び現行Lv92を誇る人類全体でも反則級の実力者。
MMルーン同様、もし彼がカオスか日光といった無敵結界に有効な手段を有していれば、世界統一(≒魔王打倒)もおそらく可能であったとのこと。