概要
この作品の魔女は、魔力の源として固有の水晶玉を持っているが、これを持たない未熟な魔女が「魔女見習い」である。
魔女になりたい人間がなる事が多いが、何らかの理由で水晶玉を失った(=魔女の資格を失う)魔女が再度魔女に復帰するためになるケースもある。
魔女との主な違いは、魔法の発動に呪文と専用の見習い服が必要な事と寿命の長さである。ただし、水晶玉を失った魔女が魔女見習いになった場合、人間並みの寿命に縮むかは不明。
魔女ガエルの呪いの対象ではあるが、「人間でも魔女でもない」存在のため、「魔女見習い」とまで口頭で指摘されて初めて発動する。そのため、一般人から看破される可能性は極めて低い。
魔女見習い試験を受験し、合格することで昇級していく。9級から始まるが、全段階の試験を受けることは義務ではなく、優秀な成績を収めたり善行をすると飛び級できる。6級に合格すると、合格証明にあたる「認定玉」を収納する「認定証」が与えられる。1級試験に合格し、かつそれまでに2回見返りを抜きにした善行を積むと、認定証が魔女の証たる水晶玉に変化し、魔女になる資格を得られるとされる。一度試験に合格すれば、たとえ魔女見習いの資格を剥奪されても合格した級の資格が取り消されることはない。
魔女としての能力が低い劣等生は「おジャ魔女」と呼ばれることもある。
原則として水晶玉を失い人間に戻った魔女は魔女見習いへの復帰ができないが、主人公である春風どれみ達が所属するMAHO堂のメンバーは、魔女の資格が剥奪されることを承知の上で友人や1年間乳母を命じられたハナちゃんを助けようとした彼女達の思いやりの心と魔女界の問題解決に大きく貢献したことを高く評価した魔女界の女王様の計らいによって、魔女見習いへの復帰を許されている。
余談
この名称の由来は『どれみ』のプロデューサーである関弘美が、サブプロデューサー時代に「プロデューサー見習い」と呼ばれていた事に起因している。