「龍と共に生き、龍を愛してきたわらわこそが、ドラゴンの王の妃にふさわしいのじゃ!!」
概要
DM24-EX1『超感謝祭 ファンタジーBEST』にて登場したドラゴンの花嫁の1体。
アーマード・ファイアー・バード故にサポートが多種多様で、ファイアー・バードデッキの新たな戦術を担う注目のカード。
イラストは『不思議の国のアリス』のハートの女王に扮した《コッコ・ルピア》。
シークレット版になると、メイン画像の様なツインテール美少女に擬人化する。
尚、没デザインでは現在の快活な印象と打って変わり、挑発的な表情を浮かべた幼女だった。
また、背景ストーリーでアークゼオスとの関連が明かされた為か、DM24-EX1再録版《ボルシャック・アークゼオス》のイラストは、彼女を頭の上に乗せたアークゼオスとなっている。
同弾の金トレジャーでは《コッコ・武・ルピア》も擬人化されている。
効果
レアリティ | SR |
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コスト | 光/闇/火文明(5) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アーマード・ファイアー・バード/ドラゴンの花嫁 |
パワー | 7500 |
能力 | ブロッカー |
スピードアタッカー | |
W・ブレイカー | |
このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の他のファイアー・バードを1つ破壊してもよい。 | |
このクリーチャーが攻撃する時、自分のファイアー・バードを1つ破壊してもよい。そうしたら、ファイアー・バード・メクレイド8する。 |
まず耐性効果。
破壊時に他のファイアー・バードを身代わりにでき、アーマードに属しているので、《ボルシャック・爆・ルピア》を生贄にすれば両方のメクレイドを誘発できる。
後述のメクレイド誘発条件も含め、自分のファイアー・バードを破壊しまくる為、破壊されたコスト未満のファイアー・バードを蘇生する《凰翔竜機マーチ・ルピア》、エスケープ能力でシールドを身代わりにできる《ポッピ・冠・ラッキー》等と相性が良い。
第2効果はファイアー・バード・メクレイド8。
コストとしてファイアー・バードを破壊するが、メクレイドの対象から殆どのファイアー・バードを展開でき、攻撃済み、または低コストのクリーチャーをコストに強力なカードを出せれば無駄が無い。
先述のようにエスケープ持ちのファイアーバードを破壊の対象にすれば破壊のディスアドバンテージがない。
《マジシャン・ルピア》や《ハンプティ・ルピア》等、優秀な登場時効果持ちも出た為、使い終わった後に無理なくコストに充てられる。
他にも、序盤に墓地肥やし&ハンドアドバンテージ稼ぎに出した《ルピア&ガ:ナテハ》を処理でき、《アリスの突撃インタビュー》を引き当てれば、除去&リアニメイトで有利な盤面を作れるかもしれない。
コスト5のアーマード兼ファイアー・バードなので、《ハッター・ルピア》や《ボルシャック・アークゼオス》等のメクレイドからも出せる。
前者は踏み倒しメタで相手を牽制しつつ、ハイパーモードで攻めながら踏み倒しが可能。このカードがスピードアタッカー持ちなので即座にコンボへ派生でき、《ハッター・ルピア》やそのコストにタップしたクリーチャーを破壊すれば、無駄無くメクレイドに繋げられる。
一方後者は、ファイアー・バードを参照してのパンプアップに加え、効果バトルで邪魔なクリーチャーを叩くのに使える。《百発人形マグナム》の様な厄介なクリーチャーを、底上げしたパワーで叩き潰せれば、メタクリーチャーを排除してメクレイドを通す環境が作れる。《アリスの突撃インタビュー》でも似たような動きが可能。
3色のファイアー・バードで色の基盤にもなるが、上記の各種メクレイドや《ボルシャック・アークゼオスNEX》等、踏み倒し手段が多いのも強みの1つ。
『ルピア』名称故に、ツインパクト版の《ボルシャック・NEX》とは色的にも噛み合うが、メクレイドの濁りにならない構築を心掛けなければならない。
アーマード・ファイアー・バードのツインパクトには、優秀な初動やトリガー等、扱いやすいカードが多い為、このカードを召喚するまでの環境を整えるのは難しくない。
ファイアー・バードかアーマード、どちらに寄せるかで構築が大きく変わるだろう。
どちらの構築でも、エクストラターンを獲得できる《雷炎翔鎧バルピアレスク》を採用でき、アーマード・ドラゴンを活用するなら、サルベージ効果を持つ《ボルシャック・モルナルク》、よりメクレイドに特化した《覇炎竜ボルシャック・ライダー》の採用も面白いか。
ファイアー・バードによる攻めるデッキなら、同弾収録の《アリス・ルピア》の存在が輝く。
このカードのメクレイドから《アリス》を踏み倒し、更に《アリス》の効果で最大3体ものファイアー・バードを展開。
スピードアタッカーが付与されたクリーチャーが3体も並べば、早い段階から畳みかける事もできるだろう。
背景ストーリー
ドラゴン至上主義を掲げるファイアー・バードの女王。
ドラゴ大王の息子の花嫁候補に選ばれた。
ドラゴンの為に全てを捧げており、怒らせると相手をドラゴンの餌にしてしまう等、かなり容赦無い性格。
ちなみに口調は「のじゃ」。
実は《天龍神アークゼオス》の側近であったクリーチャーの末裔で、アークゼオスの居城を代々受け継いできた一族。かつてファイブ・オリジン・ドラゴンに仕えていた由緒ある家系なら、ドラゴン至上主義も納得である。