概要
東京都港区にある谷町ジャンクションと、世田谷区の東名高速道路の東京インターチェンジまでを結ぶ路線。
静岡・名古屋方面へ向かう東名と東京都心を結ぶ重要な役目を持つが、東名方面からやって来る車で朝夕の時間帯を含め非常に渋滞が多い。この渋滞は東名から持ち込まれるので必然的に距離も長くなる。
2010年(平成22年)3月28日に中央環状線の西新宿JCT〜大橋JCT間延伸と共に大橋JCTがが供用開始となり、新宿・池袋方面へも向かえるようになった。しかし狭い土地に無理やり建設したJCTである為合流地点は流れが悪く、東名方面の渋滞が悪化した。2015年(平成27年)3月7日に中央環状線が全通し湾岸線方面との往来も可能になった事で交通量が増加し、大橋JCTはもはや渋滞情報で名前が出ない日が無い程の渋滞のメッカとなってしまった。
施設一覧
出入口番号 | 施設名 | 接続道路 |
---|---|---|
- | 谷町JCT | 都心環状線 |
301 | 高樹町出入口 | 六本木通り |
302 | 渋谷出入口 | 六本木通り |
303 | 渋谷出入口 | 国道246号 |
- | 大橋JCT | 中央環状線 |
304 | 池尻出入口 | 国道246号 |
305 | 三軒茶屋出入口 | 国道246号 |
- | 用賀料金所&PA | - |
307 | 用賀出入口 | 環八通り |
1 | 東京IC | これより東名高速道路 |
余談
用賀料金所に併設されている用賀PAには、東名高速から都心方面へ向かう高速バスが渋滞遅延によって定時到着出来ない際の対策として、バス降車場が設けられている。これは用賀PAから5分程の位置に東急田園都市線の用賀駅があり、同線渋谷駅へ向かえる利点を活かした物である。
この為田園都市線利用者向けにバス車内で用賀駅→渋谷駅間の乗継乗車券を通常運賃200円のところ半額の100円(いずれも販売当時)で販売していた。
しかしSuicaやPASMO等の交通系ICカード乗車券の普及や、乗継利用者の減少等を理由に2019年(令和元年)9月30日をもってこの取扱は廃止された。