概要
戦国無双シリーズの登場キャラクターである石田三成・加藤清正・福島正則の三人の総称。
史実において、上記の3名は共に豊臣秀吉に幼少期から育てられた子飼いの武将であり、本作においても秀吉とその妻・ねねからは実子のように愛されている。
基本的に、清正と正則は仲が良いのだが、三成はその性格から人を馬鹿にしたような言動をとっており、平時・戦場いずれにおいても何かと諍いごとが絶えず、そのことでねねからお説教されることもしばしば。しかし、こうした言動とは裏腹に内心では互いを認め合っており、秀吉没後は袂を分かち敵味方として争うことになるものの「戦いたくない」という心情を吐露する場面もある。彼らの顛末については作品によって異なり、史実通り三成の死で諍いに終止符が打たれたり、第三者の介入により死闘を回避された末に絆を深めたりと様々である。また、二人が最終的に考えを改め、三成の遺志を引き継ぎ徳川家に対立するという展開も。
主な仲裁役は、大らかな父親役の秀吉や、兄弟喧嘩にめっぽう厳しい母親役のねね。『4』では更に、三成の盟友である大谷吉継が清正・正則に対し「あいつ(三成)を叱ってやれるのはお前たちだけだ」と諭す場面も見られた。
呼称の由来は上述の子飼いの経緯と、『3』にて島左近が初対面の彼ら3人を指し、「馬鹿(清正)と、大馬鹿(三成)と、どうしようもない馬鹿(正則)」と評したことから。
その他
発売元であるコーエーと任天堂とのコラボタイトル『ポケモン+ノブナガの野望』では、本作シリーズのキャラクターをモデルとした"ブショー”というトレーナーたちが登場しており、本項の3馬鹿も例に漏れずモデルとされ、それぞれ「ミツナリ」「キヨマサ」「マサノリ」として登場している(ただし、3人共年齢設定が大幅に引き下げられた少年の姿となっている→ポケナガ版子飼いトリオ)。
また、自社コラボである『無双OROCHI2』でもこの3名各々に特別友好枠があてがわれている他、三國シリーズのキャラクターではそれぞれ……
と、似たようなキャラとの組み合わせになっている。
違う点を挙げれば、三成と清正は秀吉とも特別友好枠があるが、正則は源義経と特別友好がある。
表記ゆれ
ニコニコ動画では「豊トリオ」のタグも使われているが、pixivでは戦国BASARAの石田三成・大谷吉継・黒田官兵衛のトリオに使われている。
関連イラスト
関連タグ
戦国無双シリーズ 戦国無双の組み合わせ・カップリングタグ一覧
桐生戦兎、万丈龍我、猿渡一海(仮面ライダービルド):「愛嬌のある天才」「直情径行型の腕力馬鹿」「常識人だが特定の女性への激重感情持ち」という共通点を持つキャラクター達