概要
2021年の同人拓也が流行った時期に投稿されたAIのべりすとを用いて生成された怪文書が発端となり、様々なAI怪文書が投稿された。
初期はタクヤさんの文章を再現した動画が多かったが現在はWikipedia記事形式で彼を歴史上の人物、色んな職業、○○をさせてみたなど種類が豊富になっている。
既存の怪文書をIF展開に導いたり、拓八先生のように拓也にシャワーを浴びせることも可能。
AI拓也の登場人物
「生かさず殺さずのクリスマスイブ」などに登場。
AI怪文書にあとがきを勝手に執筆した人物。「あいざわゆずは」なのか、「あいざわゆずよう」なのかは動画によって異なる。
「AIで拓也さんにマイクラをプレイさせた」などに登場。
マイクラプレイヤー。拓也とマルチプレイした少年。不憫属性持ち。「AIの力で拓也さんに保育園を開園させた」で登場したユウタロウ(ユウタ)とは別人である可能性が高い。2つの作品の作者は一緒だからね。仕方ないね。
「AIが同人拓也の執筆を嫌がったので自由に書かせてみた」などに登場。
拓也に懐いている少女。レイプされそうになった所を拓也に救われたことがある。
「AIに拓也さんの所有するイルカを紹介してもらう。」に登場。
AIで拓也が経営する動物園にいるイルカ。AI拓也の中でも最強クラスのキャラクターであり、多くのAI拓也で人間を滅ぼした。電撃攻撃のほか、“奪う”能力がある。
「AIをに頼み込んで拓也さんをピクミンにする」などに登場
何があっても納税はしないピクミン。ものを“隠す”能力を持つ。
「AIの力で拓也さんを無人島に漂着させた」に登場。
無人島に漂着した拓也を執拗に追いかけまわしたウニ。人魚の魔法が使え時間を止められる。
- デカモチモチ
「走れタクヤtake2.AI」に登場。
走れメロスにて拓也が王様の前で召喚した謎の生き物。名前はかわいいが、全裸で上半身がキンタマ袋というバケモノである。
「大改造!!激エロ的ビフォーアフター.AI」に登場。
拓也の助っ人とひて登場したトカゲ。愛らしい仕草をして視聴者のホモからも可愛いと評判だが、建物だけではなく人間も理想の姿に変えるようなリフォーム出来るという“変える”能力を持つ。
「ボクサー拓也.AI」に登場。
謎の覆面ボクサー。登場するとうぉー!やゴブー!とコールがかかる。
「拓休さん」に登場。老化によりトンチの才能は枯れ果て弟子にセクハラ、挙句の果てに罪をなすりつけようとした。どこか人間臭く憎めない人物。
- 淫獣淫乱丸
拓也の愛馬。とても頑丈で速く更に日本語を話す。
他にもシャチくんやチンシコーマン、北浦さん、拓也牛など個性豊かなキャラが存在する。
AI拓也用語
放送作家になった拓也が作詞した、放送禁止用語満載の迷曲。
- 拓也県
しばしばAI拓也の舞台として登場する、性器末なホモの巣窟の激エロ都道府県。
AIのべりすとが、物語が一区切りついたところで、勝手に新しい話を次の行から書き始めてしまった時などに、成り行きを静観し自由に書かせること。
また、AIが投稿者の意図しない方向へ物語の舵を切ってしまった時、投稿者が赤字を書き加え、拓也を介入させるなどの修正を行なうこと。
- 松本人志現象
竹から出てきたたくや姫が求婚してきた男の1人の松本人志に対してのみ延々と品物を列挙したという、AIのべりすとが箇条書きを延々と出力して無限ループに陥ってしまうことを指す現象(下記の関連動画2つ目の5分30秒付近から該当シーン)。
投稿者自らがAIの文章を本題から脱線させる現象。(「AIの力で拓也を不良学校の教師にしてみた。」出典)
拓也が「ウヒョー」と原作にないセリフを出す現象。
AIの種類
文章系
月額900円支払うボイジャー会員以上では拓也の文体を真似して書ける「ウリ狂MOD」を使用できることから、最も多く使われているAI生成サイト。極めて文章生成脳力が高いが算数が苦手。
なおトリン(ToneSphere)がアバターとして用いられている。
AIが質問に答えてくれるサイト。
文章の生成や質問に答えてくれるサイト。性格が固く汚い言葉は言ってくれない。上記2つのAIは算数が得意。
画像系
直接画像を読み込んで生成するのでタクヤさんそっくりの素材が出来る。
音楽系
AIに作曲してもらうサイト。イントロが無く急に曲が始まったり独特なリズムがある。
同上。違いはアニソン、ジャニ系、ボカロなどジャンルが豊富である。
関連動画
大腸菌のテーマ
余談
預言者?
AI拓也は2021年頃から登場したジャンルであるが、それより約2年前に声優の杉田智和氏があるゲームのイベントでその名前を発言する場面があり、2024年に発掘され話題となった。
(※該当シーンは5:14頃)
そのイベントとはソーシャルRPG「消滅都市」の5周年を祝した生配信であり、本作は杉田氏が主人公の「タクヤ」として活躍するゲームだった。
当イベントで会場に出席できなかった杉田氏は、ビデオレターと共に会場に”あるもの”を贈った。
それが「AIタクヤ」である。
会場に出れない代わりに自身の音声を録音し、要所要所で再生する事で擬似的にイベントに参加し、盛り上げる目的で作られた。
ちなみに杉田氏は「おかしな使い方をする奴には個人的に復讐します」とも発言している。
この一連の流れが「杉田智和がAI拓也を作っていた」(厳密には友人のギークに頼んで作られた設定)として取り上げられ、生配信から約5年後の2024年に話題になるのだった(奇しくも消滅都市のサービス終了の約10日前に話題となった)。